私がアメリカに留学していたのは
9年前、まさにアメリカ初となる黒人大統領オバマの選挙運動中だった。

大きな夢を持って、
アメリカという"偉大"な夢のある国に行きたいと、英語を学びながら世界がまだよくわからない頃から思っていた。

たった一年の留学生活ではあったけれど、
アメリカにある寛容さ、アメリカ人の大きな考え方、多様性、そんなものに触れて私は人間的に本当に変わった、変われたそんな今思い出しても温かい経験となった。


9年前は周りはオバマ大統領の誕生に
心躍るような姿を見せていた。
私はその時の大きな変化に
これから起こりうる世界の情勢に
期待を膨らませ、
人種、宗教、性別を超えて
一つになろうとしているアメリカを感じ
どれだけ刺激を受けただろう。

その翌年オバマ大統領は誕生した。
保険改革を主に次々と新しいことをしていった。

これがその8年間の結果なのだろうか。
もちろん大統領1人だけではなく、
この8年の間に変化したことはたくさんある。
あの頃はスマートフォンはなかった。
格安航空会社(LLC)もなかった。
世界がとても近くなった。

8年の間にアメリカでどんな変化があったのかはよくわからない。
でもオバマの理想像に人々は待ったをかけ、変えられなかった部分が不満となり、悪となり、トランプ誕生につながっていったんだろう。

やっぱり人は人をそう簡単には変えられない。

やらせてみようじゃないか、
トランプに大統領を。
四年後またきっと何かが変わってる。