ガーベラ・救急箱／バカ

息をして。……息を吐くたびに、少しづつ腰を沈めるんです。無理はしないように、体重と重力に逆らわず…そう、上手です

……ね、大丈夫だったでしょう？

でも……僕のほうが大丈夫じゃないかもです。根元まで、あなたに受け入れて頂けたと思うと……それだけで、まさに感無量で

そんな言葉を……この状況で使うなっ。何でもないときに聞いたら、今のこれを思い出してしまうだろうが

……それが狙いです

お医者さんにガーベラ (プラチナ文庫)/椹野道流 ￥600　Amazon.co.jp

【　お医者さんにガーベラ　】　（　プラチナ文庫　著：椹野道流　ill：黒沢要　）

花屋さん×お医者さん　８歳差年下攻　■□あらすじ□■　自他共に厳しい医師の甫（はじめ）は、溺愛する弟と恋人になった部下の仲を見せつけられ、やけ酒で泥酔した。路上で寝込んだところを生花店店主の九条に拾われた甫は、「あなたを慰め、甘やかす権利を僕にください」と笑顔で押し切られ、添い寝までされてしまう。かいがいしく世話をされ、真っ直ぐ好意を告げる九条の優しい手に癒される甫。それでも己の寂しさ、弱さを認めまいとするが…《裏表紙より》

お花屋さんに救急箱 (プラチナ文庫)/椹野道流 ￥600　Amazon.co.jp

【　お花屋さんに救急箱　】　（　プラチナ文庫　著：椹野道流　ill：黒沢要　）

■□あらすじ□■　生花店店主の九条と「お試し中」の恋人関係となった医師の甫（はじめ）。自他共に厳しく生きてきた甫は、九条に癒され愛され尽くされて、甘やかされる心地よさを教えられた。少しづつ心を近づけていくふたりだったが、九条のかつての片想いの相手が現れたことで、すれ違いが生じ始める。生真面目な甫は思い悩んだあげくに・・。甫の弟・遥（はる）の恋模様を描く『意地っ張りのベイカー』も収録《裏表紙より》

甫さんは、けっして冷たい人間じゃありませんが、頑固で口下手で、意地っ張りで恥ずかしがりやで、人づきあいが苦手です。

その上、優秀で慣れ合いを許さず、プロ（医師）としてプライドを持ち、向上心に溢れる為、ズバズバ正論を吐き、気づかない内に相手を傷付けまくります。間違ってないだけにキツイキツイ；；

というか、甫さんは、相手も同じだと思うんですよね。

どこがダメで、どうすれば成長するか…教えてあげてるつもりなんです。

しかし、相手も人間・・物言いが余りにキツくて、そこに隠された想いに気づかず反発！

結果、半旗を翻され、その上、元上司には裏切られ・・心身ともにボロボロの甫さん。

そんな甫さんに付け込み・・基、ひたすら尽くして、甘やかしまくりたい花屋・九条。

こやつはすごいですっ☆２３歳とは思えない落ち着きでございましたｗ

甫の優秀さも強がりも全部ひっくるめて愛しいそうで、尽くして嬉しいのは性格というか、下僕体質というか・・？(^m^)

とにかく九条が甘いですっ☆出来過ぎなくらい甘いっっっ(〃∇〃)←褒めてます

九条にもらった魔法の呪文「ありがとう」で、甫さんはなんとか部下とコミュニケーションがとれるようになり大団円ｗｗ

救急箱では、九条との元カレとも直接対決しますっ☆甫さんだってやる時はやりますよぅ！！！(o^-')b

※元カレではありませんでした。片想いのバンドメンバーですよね。すみませーん。(;^_^A

そして最後に、元カレをスパッと切った九条に、自分もいつか捨てられるんじゃないか・・という不安を抱いた甫さんに

九条ヤドカリにとっては、こんなに綺麗で住み心地のいい貝殻はありません。あなたが……大野木甫という人が、僕の終の棲家ですよ

その根拠は？

では、お言葉に甘えて、あなたという『棲み家』の素晴らしさをもう１度、この身体でとくとご説明させていただくとしましょうか

えっ……？いや、そ、それは……あ、あっ

きゃははははは！

8歳差の年下攻ですからねっ☆甘く静かにヤらしい九条でしたｗｗｗ

いついかなる時も言葉使いがめっさ丁寧なのですよっっっ！(〃∇〃)ﾌﾎﾎﾎ

でもね、甫さんのこの“可愛さ”に気づくのは上級者だと思います。

めっさわかり難いもの♪

そして、弟カプ。弟・遥＆部下・知彦。おままごとみたいなかわゆいカプですよね。

遥くんのおかげで、コッペパンがめっさ食べたくなりましたわｗ

あなたがぼくを受け入れてくれている。熱くて、狭くて……でも、あなたの中にぼくがいます

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【　恋人はバカ～理系彼氏のしつけ方～　】　（　シャレード文庫　著：楠田雅紀　ill：陵クミコ　）

機械バカ×営業　１歳差年下攻　■□あらすじ□■　――ぼくだけを見ててください。工業ミシンメーカーに勤める飯山和弘は、クレーム処理のため設計部・杉義彦と組むことに。だが杉は、愛想なし洒落っ気なしの理系一筋・機械バカだった。不安は的中し、杉は持ち前の「正論」で事態を悪化させてしまう。堪忍袋の緒が切れた飯山は杉を叱りつけるが、それ以降、妙に懐かれる始末。年下で、無口で不器用で同性で、なのにたまらなく可愛くて…。いつしか欲情さえ覚える自身を恐れ、飯山は距離を置こうとする。けれど杉はそれを許さず、執拗に追いすがり…《裏表紙より》

（↑）のお医者さんとは逆で、こちらのかわゆさはわかりやすいですっ！！(*^▽^*)

バカですっ☆バカ！愛すべきバカ！！！ｗｗｗ

空気が読めない理系の年下攻。

もちろん最初はイラッとさせられますが、社交術の拙さや世間ズレしてないところがとっても可愛いですっ☆

落ち込み方も反省の仕方も…予想通りにはいきません。

黙ってぐるぐる考えて、突拍子もない所に着地したり…飯山の考えの斜め３５度辺りに跳ね返ってきます。

なのに、えち♪になると人並み、いや充分にいやらしいという/////

云うことないじゃないかッッッ！！！(///∇//)←

じゃあ、指一本だけ

あああっ！

やっぱり二本より三本の方がいいですか？

え、三……？