世界の野島瀬名デザインのドレスだが、…我慢できそうにない直人をこのままにしておくのも酷だな。……なにより、俺が我慢できそうにない
- 誓いのキスは永遠に (角川ルビー文庫)/野々原 綾瀬
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せらさんの描くおしり好きかも・・・ふふふっ
【 誓いのキスは永遠に 】 （ ルビー文庫 著：野々原 綾瀬 ill：せら ）
■□■ あらすじ ■□■倒産寸前のブライダルショップ社員の浦谷直人（うらたになおと）は、営業先の高級ホテル「エターナル」で、かつて恋人であった総支配人・嘉瀬顕彰（かせけんしょう）と再会する。ある理由で別れたが、ずっと忘れられなかった人…。けれど仕事の代償に顕彰はなんと体での接待を要求してきたのだ！過去の裏切りを責めるように、屈辱的な奉仕を求め、服従を強いる顕彰。けれどその激しい恋情にも似た抱擁に、封じていた恋心が甘く疼き出して！？愛を誓うのは貴方だけ。情熱のセクシャルラブ。 《裏表紙より》
高校時代、甘い時を共有していた二人。御曹司と奨学生の恋です。
しかし、顕彰の将来を憂いた姉・実花に、100万円の手切れ金を渡され、姿を隠すことになった直人。そして、１０年振りの再会・・・
王道オブ王道★読み始めてすぐ、結末が見えるほどよくある話です（あっ・・酷いですか？汗）。
展開も目新しいコトもなく、あて馬っぽく有名デザイナーが出てきますが、すぐに直人の味方になりハラハラもしません。なので、サックサク進みます。薄いおかげもあり、ゆたかも一気に読み終わりましたｗ
自分を裏切った直人を恨んでいる顕彰さん。予想通り、直人をいたぶりますっ♪♪別に変なもの使ったりしませんよ。ただ、これでもか・・これでもかっ・・・これでもかぁああああ！！！てなくらい、抱いて抱いて抱きまくります。
１０年分の憎しみと、もてあました愛情の捌け口ですから止められません。ある意味凄い情熱です。やるなっ顕彰さん♪♪ふふっ
直人も拒みながらも悦び、離れたくないのですから・・・そりゃもう、仕方ないよね。好きなだけやってちょうだいｖｖ
最後は、別れて以降の直人の頑張りを、見てきた実花に許しを得てハッピーエンドっ☆
でもね、２人を引き離したのは実花ですよ！！
なのに何の感情もぶつけないってどういうこと？？自分を捨てた直人を責めたように、少しは実花も責めて欲しかったです。そういえば実花も、１０年で随分丸くなってましたけど、簡単に認められたら面白くないです！！う～
反対されても最終的には、「俺には直人しかいないっ！諦められないっ！」って、強硬突破するくらいの熱さが見たかった！！直人からの告白は嬉しかったでしょうけど・・・それでイイのか？顕彰さんっっ！！これだから御曹司は・・・はぁ・・・甘いな・・・
（ｴｯ?
許しを得て大団円も幸せだけど、ゆたかは物足りないよっっ！！その前にもう一悶着ほしかったです。
文句ばっかり言ってますが、好きなシーンもちゃんとありますｗ
高校生の頃、他人を拒絶していた直人。そのころは、顕彰さんとも接点はありません。
でも、笑顔のない彼が、施設の子供たちと、触れ合う時に見せた純粋で綺麗な笑顔。偶然通りかかって見てしまった顕彰さんはドキドキですっ☆それからはもう、直人が気になって気になって！退屈だった日々に嘘のように光が射しこみました。
子供たちの頭を、優しく撫でる直人の頭を、ナデナデしたくて・・・威嚇する直人に歩み寄りナデナデします。直人の心が開くまで、多くを語らず求めず傍にいた顕彰さんはなかなか素敵でしたｗ
自分だけは甘やかしてあげよう！！って気持ちも、誰にも懐かない綺麗な獣を手懐ける喜びもわかるりますもの。
見過ごしてしまうような、何気ない一瞬・・・恋に堕ちる瞬間が好きですｗ
- 恋愛交渉人 (角川ルビー文庫 106-5)/野々原 綾瀬
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