ハリーポッターに出てくる、聖マンゴ魔法疾患病院じゃないんだから・・・、と思うのです。
医療は魔法ではないし、医師は魔法使いじゃありません。
必ず病院は受け容れてくれる物、というのも、幻想というか、願望というか、理想というか。
青い意見や発想って、必要なときもあります。
でも、現実を見据えて、どうするかを考える、というのが大人だと思います。
病院が救急車を断るなんて、っていうけど、どうして医療にだけノーということを許されないのでしょうか。
全てを受け容れることを要求するなら、経費、ベッド数、設備、報償等、整えることもよしとしないといけないと思うのですが・・・。
買いたい物が売り切れなんてとんでもない。
自分だけがサービスが受けられないなんてとんでもない。
って言い出したら、大変なことになります。
こういうのって、順番をつけるのはよくないから、という理由で、運動会の徒競走でゴール手前で手をつないでゴール、というのを連想して、なんかもごもごとします。
じゃあ、通知表もテストも受験もなくせば?なんて、しらけてしまいます。
某知事じゃないけど、一部の思想を押しつけないで欲しい、洗脳しないで欲しい、迷惑をかけないで欲しい、と思うのです。
最近、救急搬送受け容れ不可のニュースを耳にします。
お亡くなりになられたことは、大変気の毒に思います。
でも、このニュースに、マスコミやいろんなところの悪意を感じますが、気のせいでしょうか。
まず、受け容れ拒否じゃなくて、受け容れ不能とか不可、ですよね。
拒否はしてないと思います。
脳外科医、産婦人科医、小児科医、麻酔科医、看護師や技師等のスタッフが揃っていて、しかも手が空いている。
オペ室が空いている。
ICUが空いている。
NICUが空いている。
っていう病院が、日本中でどれだけ存在するのでしょう。
たらい回しっていう表現も、なんだか悪意を感じます。
行ったのに断られて・・・、とか、転々としたわけではなく、多分、電話で問い合わせをしたのですよね?
どうして違和感を感じるかというと、例えば、ワタシが宿泊先を探していたとして、電話帳の上から順番にかけて、「満室です」って断られても、それはたらい回しって表現しないからです。
標的にされていた墨東病院ですが、2件とも、受け容れてオペしたのはこの病院でした。
どちらも、赤ちゃんは助かってます。
よく赤ちゃんが助かったなぁ、って思いました。
赤ちゃんが無事でよかった、って思いました。
亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
意識の戻らない方の回復をお祈りします。
病院に、完全や絶対を求めるなら、医者を増やしたり、看護師を増やしたり、技師を増やしたり、病床を増やしたり、給料を増やしたり、どうしてそういう対応をしないのでしょう。
今の人数でこれなのに、さらに求めるのは、無理だと思うのですが・・・。
他の業界では、良いサービスを求めるなら、高いお金を支払います。
でも、どうして医療には?
医療は奉仕精神を求めるから?
一連の妊婦関係のニュースを聞いていて、疑問に感じることもありました。
オペ中だったり、脳外科医がいないからって断ったり、っていうのは、分かるんです。
重篤な状態じゃない(大丈夫)と思ったから断った、という意味のことを言われたところがあるんだけど、あれはなんなんでしょう。
我が立派な病院様は、重篤な患者様しか受け容れません、ってこと?
医者がいなかったり、オペ室やICUが空いてないなら、受け容れ不可でしょう。
でも、大丈夫だと思ったから、というのは、受け容れ可能だったということじゃないのかな?
マスコミの煽動、という言葉が頭をよぎるのは、どうしてでしょうか。
そういうワタシも、妊娠は安全ではない、と思ってます。
ワタシは、妊娠と同時に血圧が上がるからです。
上の子も、6週のときには、既に血圧が上がってました。
重症悪阻で、病室の空きがないから、点滴に通ってました。
出産時には、陣痛促進剤を使用しました。
遅延分娩になりそうだから、と帝王切開の準備をしていたところ、お産が進み、無事に生まれました。
出産後に血圧は下がったけど、妊娠すると血圧が上がるだろう、と医師から言われました。
下の子の妊娠中も、妊娠直後から血圧は上がり始めました。
白衣高血圧なのと、医師との相性で、転院をしました。
この転院先を探すのも、大変でした。
血圧が高いのは、リスクが多いから。
このときは、出産まで悪阻がありました。
やはり中期まで点滴に通ってました。
下の子のときは、高齢だからか、上の子のときよりも体調が悪かったです。
臨月に入ってから、本当にしんどくなってきて、血圧もさらに上がってきて、入院して、安静にした後、帝王切開で生みました。
自宅で計測する血圧が平常時まで下がるまで、1年ほどかかりました。
このまま、妊娠高血圧から高血圧に移行かと思いました。
妊娠中、家族にも、妊娠高血圧のリスクを話しました。
子癇発作が起きたら、高確率で、母子共に命が危ないことも・・・。
子どもだけでも助かればラッキー、という話しもしてました。
それが病院で起きたとしてでも、母子ともに命があるわけでないことも知ってました。
血圧が上がると、脳内出血等のリスクもあります。
幸いにも、ワタシは無事でした。
ワタシも子ども達も元気です。
もうひとり欲しいなぁ。
女の子がいればなぁ。
って思うけど、リスクを考えると躊躇します。
容易に妊娠できないのです。
妊娠にまつわる危険は、本にも書いてあることなのですが、知らない人もいます。
妊娠高血圧の症状もなく、診断も下されてないのに、というケースもあります。
でも、妊婦だけでなく、全ての人が、突然病気になることもあるのです。
妊娠すれば、母子ともに元気で当たり前、と思いすぎじゃないかな、と思うのです。
そうでないのは、経験した人は分かってます。
産科医療に絶対にを求めるなら、制度等、整える必要があると思います。
それ以前に、医療に絶対はない、と思うのですが・・・。
医療に携わっていて、一生懸命に働いている人たちが、気の毒に思えるときがあります。
殆どの人は、助けたいと思って仕事をしているのだから。
ワタシのオットも病院勤務なので、心配してます。
オットは、自分のしたことで命を失わせることがないように、ミスしないように、毎日とても気をつけてる、と言います。
ワタシも、オットが心配です。
オットは魔法使いではないので、絶対ではないからです。
病院のHPやパンフレットにあるオットの顔を、テレビや雑誌で見ることがありませんように。
病院が受け容れないなんて許されることではない。
ていうことを語るのではなく、現状を見据えて、どうすればいいか、を求められてると思います。
助けたくない医療従事者なんていないと思います。
訴訟とかいろんなことがあるから、助けられる見込みがない人は引き受けたくない、と思う可能性もなくもないよね?、重篤だから断ったのでは?、とちらっと意地悪なことも思ってしまうけど、思い違いであって欲しいです。
今の現状は、良いわけではありません。
悪意のある報道やバッシングするよりも、考えるべきことがあるのでは、と思います。
ワタシには何ができるかな、と考えて、一つ前の記事とこの記事になりました。