今日は熱は朝36度台まで下がった。

SPO 2も正常で呼吸数も42回/分と少なくなってきた。

なので今日は久しぶりにお風呂も入れた。

息子、お風呂はわりかし好きなよう。

いつも狭いベッドと病室しかいないから、廊下を出てお風呂に行って水遊びみたいな感覚で嬉しいのかな。

食欲はまだない。

夜は39度近くまで上がったので解熱剤を使った。

だんだん熱がない時間帯が増えてきたら白血球が増えるサインなのかな。

 

ところで、他の病院はわからないが、長く入院している人のところへ(主に)臨床心理士さんがちょくちょく様子を見にきてくれる。

親も精神的に疲れて大変な人も多いからだそうだ。

悩み事とか、話を聞いてほしい時はありがたい。

私としては、いつも息子と一対一なので、大人と話せるだけでありがたかったりする。

ここの心理士さんは若くて可愛らしい女性で、とても話しやすかった。

ただ、この時の私は気分は最悪だった。

初めての子供が白血病になって、入院しているクリーンにいる子達も再発の子供が多かった。

リンパ性の子もいれば、骨髄性の子もいた。

息子は治療中だが、本当に治るのだろうか、という気持ちになる。

こんな辛い治療をしてもまた再発したら・・

最悪なことを考えざるを得ない。

主人は、「治るよ」とか「そんなこと考えないで」と言うが、私はずっと病院にいて同じ病気の子供しか見ていない。こんな状況では本当に「治るんだ!」と希望を持つのは正直無理だった。

主人は普段は仕事をしていて、社会に出ている。

毎日病院にいる私の気持ちはわからないんだ。

私は完全に卑屈になっていた。

 

胸の内を心理士さんに相談したら、

「がんから子供を守る会」というのがあるのでそこに行ってみたら良いかも、と言われた。

同じ病気を持つ子供の親なら、いろんな情報交換ができるかもしれない、希望が持てるかもしれない、と思って、「行きます」と返事をした。