先生の話だと、
今まで生後2ヶ月の子が同じ骨髄性白血病になって半年入院したことがあったが、治療をして無事退院したそうだ。
そうか。。生後2ヶ月の子でも耐えられたのなら、1歳の息子も耐えられるのかな・・と、思ったが、
その子は再発しないで今は健康なのかな。。とゆうことが気になった。
精密検査をしないとどうゆうタイプの白血病細胞なのかまではわからないが、病理の検査ではおそらく予後良好のタイプでほぼ間違いないだろう、と言うことだった。
本当?よかった・・
少し救われた気持ちになった。
息子の場合、他臓器に影響が出ていないので2日後にはもう治療を始めるそうだ。
早い・・と思ったけど、白血病細胞はすごい勢いで増殖するらしいので早めがいいそうだ。
説明を聞いた後、泣きそうになる自分を必死で抑えながら病室に戻ると、息子が祖母と遊んでいた。
笑って遊んでいる我が子を見ると、本当に白血病なのか、と疑いたくなる。
この子の前では泣いたりしない、全てを受け入れて治療に臨もう。
そう決めて、笑顔で息子に「ただいま」と言った。
何も知らない祖母達に、夫が別室で話をしてくれた。
戻ってきた後、義母が「大丈夫だよ。みんなで協力するからね」と、言ってくれた。
とても心強かった。
夫とは、「病気が確定したんだから、後はその治療を頑張って乗り越えるだけだ。頑張ろう」
そう話し合った。
実際頑張るのは息子なんだけども、果たして耐えられるんだろうか。
先生は耐えられると言ってくれたけども。。
説明は受けたが、息子の様子が予想がつかなくて順次対応してしていくしかない、と思った。
病院は8時に面会終了で、9時に消灯なので、みんな帰っていった。
1人になると、急に心細くなった。