すぐに別の病院に行って、再度血液検査することになった。

更に、尿の検査もあり、一度出した尿では不純物が混じるため、正確な検査をするために、

膀胱から直接管を入れて採取しなければならないそうだ。

 

想像しただけで大人でも痛い。。まだ1歳なのに可哀想すぎる。。でも検査しないと、、!ごめん!

心の中で息子に謝りながら、処置室まで送った。

泣き声が廊下まで響き渡り、かわいそう過ぎて涙が出た。

 

再度の血液検査の結果、好中球というものが150個ほどしかなく、ヘモグロビン、血小板ともに減少してきているそうだ。

 

先生の説明では、血液は骨髄で作られているのだが、何かが邪魔して骨髄内で正常な血液が作られなくなっているのか、それともウイルスのせいなのか今の段階ではわからない。

ウイルスだった場合、一週間もすれば血球が上がってくるはずだから、入院し、経過を見ることになった。

そもそも好中球150個程度では、感染に非常に弱いため普通に生活していたらかからないもの(ウイルスや菌)までかかってしまうので危険だそうだ。

 

もう気がきじゃなかった。一体なんなんだろう、どこが悪いんだろう。

てっきり普通の風邪だと思っていたのに、何か深刻な病気なんだろうか。

色んな想像が頭をよぎり、夫と一緒にネットで検索しまくった。

 

当時、一時保育を利用していて、そこで流行っていたのがリンゴ病だった。

リンゴ病も好中球が減少することがあるらしく、その検査もしてもらうことになった。

 

リンゴ病だったら良いのに、、それだったら治れば済む。

でも違う病気だったら・・・想像したくないことまでしてしまう。

 

入院期間は一週間。

定期的に血液検査をしながら様子を見ていくことになった。

 

この何がなんだかわからないこの時期が、ある意味一番辛かったかもしれない。