大安禅寺(福井県福井市)
今を遡ること1300有余年前、時の高僧泰澄大師が竜王山田谷寺を創建し、門前市をなすほどに越前庶民の信仰を得ましたが、天正2年織田信長の越前攻略の兵火に遭い、全山焼失し法灯850年の歴史に幕を閉じることになります。その霊地に、万治元年(1658年)第4代福井藩主松平光通公が、時の名僧大愚宗築禅師に深く帰依され両親、及び祖先の恩を忘れないために、福井藩主松平家の永代菩提所として建立されたのが大安禅寺です。山号は萬松山、宗派は臨済宗妙心寺派の禅寺です。
重要文化財
- 大安寺(5棟)
- 本堂- 入母屋造、瓦葺き。六間取りの方丈形式の本堂である。万治2年(1659年)建立。
- 庫裏- 本堂右手に建ち、正面入母屋造、背面寄棟造、瓦葺き。左手前に廊下と客寮が付属する。万治元年(1658年)の建立。
- 開山堂- 宝形造、瓦葺き。開山大愚宗築を祀る。寛文10年(1670年)建立。
- 開基堂 - 霊屋(たまや)ともいう。宝形造、瓦葺き。開基松平光通を祀る。延宝5年(1677年)建立。
- 鐘楼 - 寛文3年(1663年)建立。
- (附指定)山門、塀中門、宝蔵、廟所(門、玉垣、石燈籠4基よりなる)
開基堂
開山堂
重要文化財大安寺本堂ほか7棟保存修理事業について
事業期間…平成30年11月~令和11年12月
修理対象…(前期)本堂・鐘楼・山門・塀中門(後期)庫裡・開山堂・開基堂・宝蔵
工事中の本堂、見学スペースから撮影
重要文化財が点在するお寺ということで期待していたのですが、令和の大修理中で全貌が全くわからず残念でした
帰途へ向け
福井駅「恐竜広場」
平成27年3月の北陸新幹線金沢開業に伴い、JR福井駅西口駅前広場に福井のダントツブランドである恐竜の動くモニュメント等を設置。また、JR福井駅舎の壁面には恐竜イラストのラッピングを行うとともに、恐竜のトリックアートを設置し、県都の玄関口で「恐竜王国福井」をPRします。
恐竜足跡化石
- 恐竜モニュメント前に、福井県で発掘された3種類の恐竜の足跡化石(実物大・複製)を設置しています。
恐竜トリックアート
- JR福井駅の西口側の下部の壁面に横約7.3m、縦約4.6mの、恐竜が壁面から飛び出してくるように見えるトリックアートのパネルを2面設置しています。
- うち1面は、フクイラプトル、フクイサウルスをイメージしたオリジナル構成で、全国初のお披露目です。
恐竜推しの福井県、恐竜に力を入れているのがよくわかる駅前。
全国的にも珍しくて、ユニークだと思いました
福井駅直結のプリズム福井内でお昼を頂きました
「おそばだうどんだ 越前」
福井の美味しさといえば「おろしそば」。 さっぱりとした口当たり、ツンとくる辛み。400年前、この美味しさが福井に誕生しました。 当店のおろしそばは伝統の2皿盛り。 おそばをより美味しく召し上がっていただくためのちょっとしたこだわりです。
天ぷらおろしそば
2皿に盛ってあるのが普通盛りです。
福井でおろしそばが食べたかったので、大満足!
おろしの辛みとそばの風味がよく合っていました。
熱々の天ぷらもそばのアクセントに絶妙で美味しかったです
一年後だったら、往復北陸新幹線を利用して旅行ができるのですね。
今年は開業前なので違うルートで帰宅しました
福井駅から特急「しらさぎ」で米原へ
途中、伊吹山が綺麗に見えました!
米原から新幹線「ひかり」
車内では福井の銘菓でおやつタイム
浜名湖
だんだん雲が厚くなってきました
富士山はすそ野しか見えませんでした
そして、無事に帰宅しました。
今回の北陸旅行、本当は5月2日〜4日の予定でホテルや切符を手配していたのですが前日の5月1日に急遽家庭の事情で行けなくなりキャンセルしました。
(キャンセル料がかかったけど仕方ない)
今後、先延ばしにするとなかなか予定が取りづらいと思いリベンジ日程を考えすぐに行くことになりました。
結果、当初のGW中よりは空いていて動きやすかったし、雨予報があったけどほとんど雨に降られず過ごせ、また5月5日に発生した能登半島地方の地震も心配でしたが有感地震はなく震度1程度が数回あっただけだったようでした。
終わり良ければ全て良しという旅行となりました
2度目の北陸でしたが、かなり久しぶりだったのと、北陸新幹線に乗りたいと思っていたのでやっと念願が叶い、また初訪問地が多かったのでとても新鮮で充実した旅行となりました
北陸旅行記、終わり。