「日本美術をひも解く」東京藝術大学大学美術館、後期展示を見てきました


東京藝術大学大学美術館で開催中の特別展「日本美術をひも解くー皇室、美の玉手箱」。その後期展示で伊藤若冲の傑作、国宝《動植綵絵》10幅の公開が始まった。会期は8月30日〜9月25日。


前期も良かったけど、やはり若冲が見たくて行ってきました。

動植綵絵

あらゆる生き物の尊い生命、生きているからこその美しさを描き表わそうと、約10年をかけて若冲が制作した全30幅の大作。動植物の構図を熟慮し、自身が学んだ絵具の使い方や描き方を駆使して独特の世界観を表わしています。色鮮やかに表現された雄鶏が圧巻の〈向日葵雄鶏図〉や、70種類近くの虫が画面いっぱいに描かれた〈池辺群虫図〉など、本展では10幅を一堂に公開します。






本展で公開される10幅は以下の通りです。
芍薬群蝶図、梅花小禽図、向日葵雄鶏図、紫陽花双鶏図、老松白鶏図、芦鵞図、蓮池遊魚図、桃花小禽図、池辺群虫図、芦雁図/後期展示①



2016年の都美館の若冲展で、若冲が京都・相国寺に寄進した「釈迦三尊像」3幅と「動植綵絵」30幅(宮内庁三の丸尚蔵館)を見ましたが、あの展覧会は人が多く隙間からやっと見たという感じでした。

今回は10幅だけですが、後期展示会期序盤ということもあり比較的ゆったりと見られました。

また、前回の若冲展後に購入した単眼鏡でじっくり見られて大満足でしたラブ




前期展示と違う展示もあり、2回足を運ぶことができて本当によかったですです照れ