MOA美術館(静岡県熱海市)
MOA美術館は昭和57(1982)年に開館し、36年が経過した平成28(2016)年から平成29年(2017)にかけ、展示空間の刷新と設備の更新を目的として、改修工事を実施いたしました。
ロビーエリア、展示スペースの設計は、世界を舞台に活躍する現代美術作家 杉本博司氏が建築家 榊田倫之氏と共に主宰する「新素材研究所」が手掛けました。
古代や中世、近世に用いられた素材や技法を、現代にどう再構築して受け継いでいくかという問いに取り組み、様々な試みの中から、日本の伝統的な素材を用いた現代的な空間を生み、あたらしいMOA美術館を体現しています。
「大蒔絵展 漆と金の千年物語」
漆で絵を描き、金粉や銀粉を蒔きつけて文様をあらわす「蒔絵」は、日本文化において長きにわたり理想美の象徴であり続けています。
本展覧会はMOA美術館、三井記念美術館、徳川美術館の3館が共同で開催するもので、平安時代から現代の漆芸家作品にいたるまで、3会場で国宝・重文あわせて70点以上の名品を通して蒔絵の全貌に迫ります。
MOA美術館では、国宝「初音蒔絵調度」(徳川美術館蔵)をはじめ、平安時代の和様意匠の完成を示す国宝「澤千鳥螺鈿蒔絵小唐櫃」(高野山金剛峯寺蔵)、鎌倉時代の手箱、琳派様式の蒔絵といった各時代を代表する名品に、現代の人間国宝を加えた選りすぐりの蒔絵を展観します。
私が拝観したのは前期展示品が中心でしたが展示数が多く、蒔絵の逸品ばかりで目が眩むようでとても贅沢な展覧会でした
MOA美術館は2度目の訪問、1度目はかなり以前で記憶が不鮮明になっていたので、今回でしっかり脳裏に焼き付けました。
美術品だけでなく天気も良かったので素晴らしい風景もしっかり記憶しました
熱海市街地へ。
熱海 平和通り名店街
鯵の汐焼きも注文(これも撮り忘れました)。
魚の好き嫌いが多いのですが、新鮮で美味しい好きな魚だけをたくさん食べられました
大満足、大満腹になりました
この日は熱海に宿泊。
翌日、箱根へ続く。