伝教大師1200年大遠忌記念 特別展「最澄と天台宗のすべて」(東京国立博物館)を見てきました。
(10月16日)
2021年は、伝教大師最澄の1200年の大遠忌にあたります。
最澄は平等思想を説いた『法華経』に心惹かれ、この教えを礎とする天台宗を日本でひろめました。最澄が創建した延暦寺は多くの高僧を輩出し、彼らが説いた多様な教えは日本文化に大きな影響を及ぼしてきました。
本展では、延暦寺における日本天台宗の開宗から、東叡山寛永寺を創建して太平の世を支えた江戸時代に至るまでの天台宗の歴史をご紹介します。
日本各地で守り伝えられてきた貴重な宝物や、『法華経』の説く万民救済の精神をあらわす文化財を、地域的な特色を示しながらご覧いただきます。秘仏をはじめ、天台の名宝が集う貴重な機会です。
最澄の肖像画として現存最古のもの、色彩も鮮やかに残っていて頭巾をかぶり目を閉じて瞑想する姿は時を超えて意志の強さが伝わってくるようでした
法界寺は1度だけ参拝しましたが、
国宝の阿弥陀堂は、定朝様式の阿弥陀如来の慈愛深い表情、壁面には飛天が描かれ極楽浄土を表現されていて感動したことが鮮明に思い出されます。
今回は秘仏の公開ということで現地で見られない貴重な拝観ができました
こちらのお寺は知りませんでした。秘仏ということでわざわざの出開帳、ありがたいことです。
肉づきがよくどっしりしていて表情は涼しげで安心感が漂っていました。
ホームページなどを見ると他にも素晴らしい仏像も多いとのことで興味深いです。
改めて岐阜県のお寺、ほとんど参拝していないと思いました。
まだまだ勉強不足を実感しました
比叡山延暦寺、修学旅行を初めとして数回参拝しましたがもう数十年行ってなくて、悲しいことに記憶も断片的しかない状態なのを再確認しました。
今回の展覧会を見て改めてしっかり参拝しなくてはと思いましたが、コロナ禍のこの時期に東京で拝観できたのは大変貴重な展覧会でした
東博の他の展示へ続く…