キム・ギドク作品を観る

前回の『うつせみ』につづき
『春夏秋冬そして春』『サマリア』『弓』を鑑賞～。

やっぱり、すごいね。
キム・ギドク。

ちゃんと映画を理解してるのか？と聞かれたら、
私には意味不明？な箇所もあるし、
一つのシーンに込められた監督の思いみたいなのは
わかったような…わからなかったような…？

でも、美しい映像と共に彼が描こうとしているのは
良くも悪くも…「人間」。
という感じがしました。

だから観ていると、時々、苦しくなってくるし、
「ハッ」とさせられる。

本当に、今まで毛嫌いしていて、
ごめんなさい。
と思ってしまったわぁ…。

ところで、キム・ギドク監督の作品って、
水の上に浮いている物（お寺とか船とか）が
よく出てくるけど…
あれは何を表現してるのかしらん？？
気になる。
気になる。

あ、そうそう…
上の３つの作品の助監督さん。
『春夏…』と『サマリア』はチャン・チョルス監督。
『弓』はチャン・フン監督。

２人とも、韓国映画界で今をトキメク？監督さんです。

チャン・フン監督は『映画は映画だ』や『義兄弟 SECRET REUNION』を手がけ、
今や、引く手あまたのヒットメーカーですよ。

チャン・チョルス監督は
昨年、デビュー作品『ビー・デビル』が、
カンヌやら…いろんな映画祭で注目されました。
日本でも、今春公開予定らしいです。
http://www.kingrecords.co.jp/bedevil/

『ビー・デビル』は、血とかいっぱい飛び散るしね…。
内容的にも…
「見てみぬふり」も罪であるというメッセージが
自分は大丈夫なのか？…とか思っちゃったりして、
苦しくなっちゃうけどね。

主演のソ・ヨンヒの演技は圧巻ですよ！
女優魂が感じられます！
すごいパワーのある映画なので、
機会があれば、どうぞご覧ください。

私は『映画は映画だ』とか
『義兄弟 SECRET REUNION』の方が好きだけど…。
ソ・ジソブとかカン・ドンウォンがいいんでしょ。
って話も…。

話がかなり逸れましたが、
とにかく、キム・ギドク、すごいじゃん。
と言いたかったのです。

Doki Doki KOREA - 韓国にカタオモイ