永青文庫に行きました。
訪問日は平成31年3月某日。
早春展「石からうまれた仏たち―永青文庫の東洋彫刻コレクション―」
を見るためです。
永青文庫に以前から興味があったのですが、なかなか訪れる機会に恵まれず、ようやくの初訪問でした。
【周辺の様子】
雑司ヶ谷駅で下車し、バスで白金台3丁目まで、徒歩2分くらいでしょうか。帰りは地下鉄東西線の早稲田駅まで歩き、大手町で下車して東京駅に出ました。東西線から永青文庫へ向かうと、坂を上らなくてはなりません。
【展示室の様子】
永青文庫は、建物自体がすでに歴史的建造物で、「旧細川侯爵家の家政所(事務所)として昭和初期に建設されたもの」だそうです(永青文庫のHPより)。事務所と言っても、そんじょそこらの事務所とは格が違うと思います。
細川家の家紋が入った長持ちが、壁面ケースの下部に収納されているのですが、前面にガラス張り(アクリルかもしれないけど)なので、見ることができます。
【展覧会の感想】
石仏を中心に、小金銅仏も展示されていました。コレクションをしたのは細川護立。
東洋美術の蒐集が日本でどのように始まったのか、知ることができました。早崎稉吉(はやさきこうきち)(1874~1956)という人物がキーパーソンだということです。
【その他】
注意!閉館時間が4時半までです。5時までだと思って余裕をかましていたら、全部見切れませんでした(泣)
【まとめ】
案外バスの便も多いし、一度行ってしまえば行くのがそんなに難しい場所ではなかったので、機会があればまた訪問したいと思いました。それにしても、財力と人脈、深い教養、審美眼がそろうと、こんな最強のコレクションが出来上がるということですね。