世界に向けて寄付集めか…

ふと気になって先ほどピースワンコのTwitterを閲覧したのですが、上記の内容の投稿が本日されていました。

嘘でしょう…。
ふるさと納税をかき集めてきて、次は世界を視野に入れての寄付集めなんて。どうなっているのだ・・・

こちらのプロジェクトを開くと、日本でのガス室処刑から犬を救うと書かれてるタイトル。

毎年何万頭もの犬を安楽死させており、その大部分は完全に残酷な方法で殺されます - ガス室での処刑。犬は廊下を下って「ドリームボックス」に入る。二酸化炭素が空気を満たしているので、犬は20分ゆっくりと窒息しながら鳴き響く。このぞっとする死から犬たちを救出されなければならない。

ピース・ワンコ・ジャパンのプロジェクトは、これらの犬を恐ろしい運命から救助し、彼らに必要な食糧、避難所、医療を提供します。私たちの完全に訓練されたスタッフはリホーミングのために犬を準備するために働き、一部は捜索救助犬または治療犬になるように訓練されています。私たちはまた、犬の非人道的殺害を終わらせ、日本でゼロ殺し政策を推進するためのアドボカシー活動にも携わっています。

2011年、広島県は日本で最も高い犬の死亡率を維持しました。 2013年9月、広島県の犬の犬数をゼロに減らし、2016年までに目標を達成した「ゼロキルズ1000日」ミッションがPeace Wanko Japanプロジェクトに導入されました。ピース・ウィンズ・ジャパンは広島でこの記録を維持し続け、日本全国でもその達成を目指しています。このプロジェクトは、これらの殺処分から犬を救出し、残酷で非人道的な死からこれらの犬を救うことに参加してください。というものらしい。



週刊新潮 内部告発の記事から広く知られることになったピースワンコの施設内で起きた犬たちの集団リンチによる惨劇。

保護団体とは思えない動物への対応、劣悪な環境に詰め込まれた犬たちが命を落とし、その恐怖に晒される日々の犬たちのことへの謝罪と直ちに改善を示すどころか、このように新たなプロジェクトの発表に、心を乱され心を傷めておられた支援者の皆様はどのような思いでいるのでしょうか。

このクラウドファンディングを見る限り、犬たちが殺しあうような危険な施設へ変わらず犬たちを迎えいれ、殺処分ゼロを続行していく主旨であると言うのか。

残酷というのは、飼い犬の存在を見捨てる飼い主であって殺処分そのものではない。他人に責任を押し付け殺させるような人間が飼い主であることが問題視されることで、ここで必要なのは、このような飼い主が減るように飼い主に対する意識を育てることではないのでしょうか。


ピースワンコにより保護された犬たちの幸せを願い、殺処分から救われることが幸せだと信じて疑うこともなく、支援者されてきた皆様にも知られることなく、見ることのできない施設内では尋常じゃないストレスに襲われた犬たちが、仲間であるはずの犬たちを襲い殺しあいに発展させている事実。このようなピースワンコの掲げる殺処分ゼロの裏で犠牲になっている命があること、これ以上の残酷なものがどこにありますか。

これでは、亡くなった犬たちの魂に安らかな眠りが訪れることなんてない。
あんまりだ。言葉もでない…。

ピースワンコ、犬たちを殺処分ゼロの言葉から解放してほしい。

施設に今いる犬たちを幸せにすることにだけ尽くしてほしい。

起きてはならないことが引き起こされていたのにもかかわらず、これ以上の悲しみを膨らませるように引き出された犬たちが次々と詰め込まれていく、そんな第2の不幸を与えるような、苦しめるのはやめてほしい。

広島県、こんなこと止めてください。



今日ふと思い出したのだが、2016年だったか、福島瑞穂議員が犬猫殺処分ゼロを掲げて、参院選の最中に配慮のない呼びかけをしたことから、愛犬家や愛猫家たちからは
  • 動物愛護なんかじゃない!
  • ただの票取りだ!人気取りだ!
  • 動物虐待だ!
と、炎上したのを覚えている皆様もいますよね。

殺処分ゼロを訴えようと銀座に犬や猫と一緒に集合するように呼び掛けたことから、どこが動物愛護なのか?というものでした。

背丈の低い犬や猫は地面に近く、高温の空気を吸うことになり、アスファルトによる太陽の照り返しの影響を受けて熱中症になる危険、さらに肉球の火傷、なによりそんな環境に連れていくことによる彼らが受けるストレスを考えれば、飼い主の誰もが犬や猫のことを知らない思いやりに欠ける提案に反発するものです。

このような批判から配慮がなかったとして内容は修正されたけれど、簡単に見透かされる結果になったのだと感じていましたが、政治利用に使った殺処分ゼロ、ふるさと納税に使った殺処分ゼロのピースワンコとの違いも感じない。

今回の週刊新潮の記事にピースワンコは虐待などではないと反論していたが、このとき殺処分ゼロを訴えるために福島瑞穂議員は動物虐待をしたと言われていた。どちらも動物愛護、保護活動の名を汚すような、もはや最低に違いはないのだと思います。


もしも本当に動物愛護の心から「殺処分ゼロ」を目指し目標とするなら、廃止とすることが解決になるわけではないことも理解に至るはず、その問題や原因となる1つ1つに丁寧に啓発活動されるのではないでしょうか。

例えば、所有者不明犬の実情を街角で飼い主さんに話し、所有者の明示の義務を徹底することで殺処分を減らせるという意識に訴えたり・・。


犬も猫も殺処分なんて廃止にできればいい。しかし廃止の一言でどうなるでしょう。毎日のようにSNSに流れる迷子動物、無責任な飼い主に捨てられる動物、避妊去勢措置を行わない動物による多頭飼育崩壊や繁殖、収容される施設の動物の現状を考えれば分かるはずです。

殺処分という残酷な死を知らしめ、そのような残酷な行為を反対させ、私たちは全頭引き出す!私たちは処分機を稼働させない!なんて神にでもなったようなつもりの声をあげて、すがるような支援者を集め、殺処分ゼロを掲げて資金を得る。

さらには、私たちが引き出さないと犬たちは殺処分されます、寄付がないと犬たちに皺寄せがいくと脅し煽る……

今回の記事を知った支援者の皆様がショックを受けて酷く悲しみ混乱されてました。殺処分ゼロの大きな犠牲を知り、寄付をやめると決別できた人たちもいたが、寄付をやめたら施設の犬たちを苦しませることにならないかと心を傷めていたのを見て、本当に酷い!酷い洗脳のようにも見えて悲しくなりました。



本来、私たち飼い主が誓い合い目標としていくのはそんな殺処分のゼロではないはずです。




Be careful, please be familiar with them and be cautious.

Watch out their peace Vanco's activities. There are no happiness of dogs there.
I feel "Peace Wanko" the environment and the position where animals are forced.
Lovely days  CHIKA'S MIND TRIP




関連記事