民家に犬を閉じ込め虐待疑い、骨も散乱 大垣の男逮捕 (中日新聞)
飼い犬を不衛生な環境で虐待したとして、岐阜県警大垣署は11日、動物愛護法違反と県動物愛護条例違反の疑いで、住居不定、アルバイト大岡茂容疑者(68)を逮捕した。
逮捕容疑では、1月下旬ごろから2月15日までの間、親族名義の岐阜県大垣市南頬町の民家に雑種犬2匹を閉じ込めて餌や水を与えず、保健所の立ち入り検査を拒んだとされる。
署と県生活衛生課によると、民家は床が抜け落ち、ふん尿が堆積した状態だった。
近隣住民からの苦情を受け、昨年11月に保健所が立ち入り検査した際には20匹以上の犬が飼われていたが、2月15日には2匹しかおらず、犬の骨が散乱していた。
署によると、大岡容疑者は逮捕時に車上生活をしており、「閉じ込めていたわけではない」と容疑を一部否認している。
皆さん、こんばんは。
今日はまたも動物虐待…
こんなニュースが流れてきました。
場所は岐阜県大垣市でのことです。
私は夕方のニュースで知りましたが、皆さんに知っていただくために記事を先にコピペさせていただきました。
ここのところ、飼い主である人間が飼い犬へ対する虐待が目立つ傾向にあるように感じています。
他県による尋常ではないほどの多頭飼育、多頭飼育崩壊も同じことです。
あんまりです。
あんまりですよね。
記事にもあるように、6頭は保健所で保護されているそうです。
ですが既に・・・
助けられただろう犬たちは骨となり発見されたなんて。。。
想像を絶する光景だったに違いない
想像をはるかに超える残酷な生死
想像を簡単に超えるほど辛かったに違いない
きっと、、
生きながらえるために
弱った仲間を襲いあったかもしれない
仲間さえも餌にしたのかもしれない
そのような恐ろしい事を飼い犬に対して飼い主がさせてしまうなんて
許せない………
助けるべき立場である法律と行政。
助けられるべき立場であったはずの犬たちのことを思うと……許せない。
ニュースを見ながら撮影した画面の画像ですが、以下に少し貼らせていただきます。
適正飼育の指導と啓発活動
指導していても
守られない。
指導を繰り返しても
改善されない。
ここにさえも
やはり大きな問題があるはずです。
この場合の一歩先を「先」を急いでほしい。
それは、昔と今では大きく違うからです。今の行政の対応や保健所のこのような役割では残念ながら救えない、とさえ言えると思います。実際に呑気な事が言えない事態であるのにもかかわらず、決められたマニュアル通りだからと何度も何度も立ち入り調査をしてくださったり、足を運んでいただけても指導されても、救えないことが続いています。
- 連絡や通報を受けている。
- 立ち入り調査、飼育改善の指導をしてます。
この繰り返しです。
この繰り返しなんかでは、命は救えないのだから…… その例がこのニュースにも色濃く見えているはず。
必要なのは、その先のこと。
その先にあるのだと思います。
これだけ全国で相次ぐ犠牲にあう動物、動物愛護法では守られていない。
繰り返しの指導、その先のこと
保健所の役割は、迷子や放棄された犬を収容するだけではなく、こうした不適切な飼い方や虐待されている犬がいる場合は適切な指導をしてくれます。
虐待と疑わしく思える犬や猫たちみたら、証拠の写真を撮り、日時など詳細を書き留めておくとよいでしょう。
保健所からの迅速で適切な対応へ繋がります。
しかし、その一方で思うのです。
なぜ、立ち入り検査をして飼育指導をされていたというならば、改善に努め、指導を守らない所有者に対して
その時点で違反に値しないの?
その時点で犬たちの保護をしないの?
所有者の明示はされていたの?
狂犬病予防接種はされていたの?
どこをとっても疑わしいでしょ。
保健所、大垣市の対応さえ適切なのかと疑ってしまうものです。
山口県周南市にも、あるグループが大きな土地に施設を建設中らしく、あちこちからも不安の声もありますが、なかなか許可が出てないようなグループだそうが、私も今回のニュースに思うことと同じことを懸念があって思うのだけれど、
動物愛護の観点からみて、このような環境に犬たちだけを閉じ込めて、管理する立場の人間が不在であるなんて、そのような環境で動物を飼育されることが許されるのですか?
私は危険だと思うんです。
急な病気、火災や災害に対応できないですよね???
火災が起きたら、その場に人間がいなければ犬たちを救えないでしょう。
迷子も脱走もですが、万が一なんて起きるものです。
老朽化も不備もあり、完璧ではないものです。だからこそ、心がけ・気遣い・思いやり・注意や念には念などの、人間が必要なものでしょう?
飼育する立場、管理責任者が不在の場所で動物を飼うなんて
認められることのが疑問でした。。
不適切な飼い方=無責任な犬の飼い主です。
不適切な飼い方は法律でも禁じられています。
このような悲惨な事件をなくすため、私たち市民の関心も大切だと思います。
身の回り、近隣、住まいの地域
ペットショップやペットカフェなど動物を取り扱うお店の動物の様子や飼育環境に疑問を感じたり、個人の家でのペットの様子や飼育や悪臭など疑問がある場合は、面倒とは思わずに、言葉の話せない動物に代わり、命を守るため、住みやすい地域のためにも、『通報や相談』をお願いいたします。
見て見ぬ振りをせずに関心を持ち寄って、速やかに保健所や警察に通報して助けを求めてあげて下さい。
皆さま、私たちの通報から救える命があります。
- 給餌、給水
常に綺麗な水があるか、適性な量で栄養を考えたフードか、清潔であるか等。
- 健康管理
病気予防・治療、ワクチン接種・・・
病気や怪我の治療せず放置してないか、老化に伴う適切な飼育の管理をしているか。
皮毛が極端に汚れてないか等。
- 飼養環境
繋がれたままで散歩をさせていない、雨風を凌げる小屋、暑さや寒さに応じた対応がなされているか、衛生管理ができていない等。
- しつけ、トレーニング
しつけと称した虐待の有無。
犬が怯えてている、怯えて凶暴になっている、ぐったりしている、異常行動をとっていないか。
- 繁殖制限
適切な不妊去勢手術による繁殖制限をせずに多頭飼育になっていないか等。
- 社会でのマナー
糞の始末、吠える、咬むなどの問題行動が起きないように飼い主が配慮しているか。
⭕️ 動物愛護法の違反
- 動物の虐待の禁止について
- 動物の遺棄の禁止について
⭕️ 通報と相談の仕方
- 全国警察署 1覧
- 全国保健所・愛護センター1覧
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