こんにちは、独逸屋の丁稚です。

まずは、店長からのメッセージをお届けします。

「この度の未曾有の震災では多くの方の尊い命が失われ、そして今も苦しんでいる大勢の方がいらっしゃることに心を痛めております。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、一日も早い復興を心よりお祈りいたしております」

震災から一週間以上が過ぎました。ここドイツでも、インターネットによる情報伝達環境の飛躍的な発達のおかげで、ほぼリアルタイムに日本での惨状が伝わってきました。

ネットショップとして、被災地の方々、そして直接的な被害は免れたものの停電をはじめとする不便な生活や、悲しみに暮れる日本の皆様に何ができるのかを店長とも話し合ってきました。

多くのショップがいち早く様々な対応をしている中、独逸屋は少しだけ慎重に自分達でできることが何かを模索していました。

過去の内外の災害の例から、素人ができる最大の貢献は「お金」であることは承知していましたので、いかにしてお金を被災地のために贈るかということを中心に考えていましたが、もうひとつショップを商う上で見逃がすことができない事実にも対処する必要に迫られていました。

独逸屋のようにアンティークというおよそ実用的ではない(実用的なアンティークをお届けするというのが独逸屋のモットーですが、ここではそれは置いといて)商品は、こういった状況ではまったく売れないという事実です。

アンティークのようにとても繊細な物を愛するお客様ですから、このような悲惨な状況に大変心を痛めていることは容易に想像できます。そして、そういったお客様がこの状況下で購入を躊躇われるのは至極当然の事です。

一方で、独逸屋のように経済の末端のそのまた末端のその先っちょ位に位置する微生物的店舗であっても、経済の循環の輪の中にはいるわけで、輪の中の全員が経済の流れを止めてしまってはこれからの復興も成らず、また自分自身も震災の前にあえなく屈することになってしまいます。

と、こんな事をこの一週間考えていました。

独逸屋は、ショップを始めてまだ二年足らずの新米商売人の集まりですが、一週間を過ぎた今、店長の決断で以下のことを実施してみよう。まずは、これをもって独逸屋の対応としよう、ということで走り出すことにしました。

1.独逸屋としてまず義援金を贈る(500ユーロを3月20日に寄贈しました)。

2.義援金はその100%が特定災害復興支援目的で使用される赤十字社とする(さらに、独逸屋が日頃からお世話になっている地域社会、すなわちドイツに少しでも貢献できるようドイツ赤十字社を通じて寄贈する)。

3.独逸屋の売り上げの10%を義援金としてドイツ赤十字社を通して寄贈する(期間を区切らず当面の措置)。

4.今後チャリティ商品を作って利益のほぼすべて(送料などを除く)を義援金に充てる。


まったくの素人の判断ゆえ誤っているかもしれませんし、もっと良い方法があるかもしれません。
ご意見、ご鞭撻などがありましたらぜひコメント頂けますと幸いです。

以上、独逸屋の丁稚(今回だけは番頭代行)でした。