12月。

昨日今日と、二本映画を借りてきて観ました。

一本は「一命」。
太平の世と言われた徳川江戸幕府の時代。その一方で困窮する浪人も多く、巷では「狂言切腹」が流行っていた。由緒ある屋敷を訪問し、「切腹のために庭先を拝借したい」と申し出て困惑させ、金子を巻き上げる、いわば脅迫詐欺。今日もまたそれらしき男がやってきたので、以前同じように門を叩いた男の無残な行く末を聞かせたのだか…

ここでネタバラし含め感想。
誰が悪いの?
ということ。
武士の義を重んじたのは要望通り庭先を貸してあげた井伊藩側では?
家族への愛はわかるけれど、結局は狂言切腹をした側が悪いのでは…?
浅い考え方かもしれないけれど、否定はできないはず。

時代劇好き、役所広司好きの旦那さんが期待して借りただけに、二人してがっかり…

つづいて二本目は「アントキノイノチ」。
目当ての吹越さんは最初の2シーン、合計でも二分あるかないか…でした。高校時代に同級生の死に関係し、心を病んでしまった主人公が、遺品整理の仕事につき、命について考え成長していく、というヒューマンドラマ。
主役の青年、プリンターの宣伝に出てた人、なかなか良いなーと思いました。イケメンすぎるので損してるかもなーと。
ラストシーンでは原田泰造さんが泣かせてくれます。原田さん好き。

偶然にも、どちらも生きることについての映画でした。時代設定も全く違うけれど。江戸時代には江戸時代の生きづらさがある。生きる意味を他人との関わり合いによって気づき、他人との繋がりを思うゆえに命に固執する。誰との繋がりも切れてしまったら、ほんとうにアントキノイノチの若者みたいに「切れて」しまうのだろう。繋がりのあった人が誰も居なくなったとき、海老蔵のように「切れて」しまうのだろう。海老蔵のは「逆ギレ」な気もするけれど。

そんなことを思ったのでした。
あくまで一個人の感想ですのであしからず。