私は、措置入院になって妻がいないアパートで、妻の割ったガラス戸のガラスの破片を片付けた。
そのガラス戸の部屋の畳には、妻が私を刺した耳の血の血痕が、残っている。
これは、実話だ。
3ヶ月、私は一人このアパートに住む。
通らないと言われる人権センター試験にも、一人出かける。
妻は、桜咲く四月まで、措置入院という看護士が、着いても外出できない精神病院の密室に隔離された。
以外と私は、明るかった。
音楽や友やマリナがいるし、警察の介入した措置入院に妻の食費も、ただだった。
私には、裏社会をも、打ち破る知識があった。
どうでもいい人が、私に言いがかりをつけたり、あるいは無視した。
しかし、知は力だ。
私が、何があっても負けません、と言いきれたのは、勉強した知識からだと思う。妻の根拠のない焼きもちも、人類発生以来の男の種をばらまきたい欲望に拠る家族制度の乱れが原因だと、看破できた。腹違いの子が、不幸だとか…世間の一般人にしても、法に触れはしない、と子の出来ぬように浮気しているにも、関わらず。
統合失調症に研ぎ澄まされた道徳性が、必要なのは、法に触れずとも、浮気は考えただけでもいけない、という妻「空想エッチいけない」とよくつまは、メールにうったことからもわかる。そこには、気まぐれで怒っている統合失調症のただの陽性反応というべきところと、宗教的な仏教的な悪いことは、考えるだけでもいけないという接点があった。私は、人類発生以来のトラウマを慰めるべく、立つべきか、薬に慰められながら、立つべきか?
いな、薬と私と嫁の先祖にあったであろう焼きもちの本質(家族制度の乱れ)と戦うべくして、立つべきだ。