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ガソリンを作る大腸菌開発 /韓国

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韓国の研究チームが世界で初めて
ガソリンを作る微生物を開発した。
酵母が糖分を分解してビールを作るように、
この微生物は雑草や木くずを分解してガソリンを作り出す。


今回の研究をさらに発展させれば、
非食用の植物資源から自動車燃料や
プラスチックといった 石油化学製品を
作ることができ、エネルギー不足の解消
・環境保護に大きく貢献するものと期待される。

韓国科学技術院(KAIST)生命化学工学科の
イ・サンヨプ教授
(ディスティングイッシュト・プロフェッサー)と
チェ・ヨンジュン博士らの研究チームは
「代謝工学を利用し木・雑草などの非食用植物から
ガソリンが生産できる大腸菌を開発した」と
29日、明らかにした。
代謝工学とは微生物の遺伝子を変形させたり、
存在しない遺伝子を加えたりして
作りたい化合物を生産する技術だ。

特に、イ教授が作った大腸菌は木くずや
雑草といった非食用植物でガソリンを
作ることができるという点で意義が大きい。

原油価格の上昇に伴ってトウモロコシや
サトウキビを微生物で発酵させて作る
バイオエタノールが注目されたが、
トウモロコシ価格の高騰や
農地開発による森林破壊という後遺症が発生した。
さらに、バイオエタノールは
自動車燃料添加剤としては使えるが、
完全にガソリンに取って代わることはできない。

イ教授の研究チームは今回、
大腸菌培養液1リットルでガソリン580ミリグラムを得た。

同教授は「米国研究チームのディーゼル油よりは
効率が良いが、まだごくわずか。

微生物でガソリンが作れると証明した
ことに意味がある」と話す。

チェ博士は「効率を少なくとも数十倍以上に
上げなければ実用化は不可能だろう」と言った。

今回の研究結果は、「サイエンス」と共に
世界2大科学誌といわれる
「ネイチャー」電子版(30日付)に掲載された。


韓国でトンスルだけでなくガソリンまで、
大腸菌で作る技術が開発