いくら偉そうな事を言って、理想を掲げたとしても、
現実の生活というのは、避けては通れない。
正しいだけじゃ生きられない。
まざまざとその現実を思い知らされて、
ブレていく。
初めは矛盾を感じ、ジレンマを抱えても、
生活が満たされ、安定することで、
そんな意志は薄れ、いつかしか自分を納得させる言い訳ばかりを考える。
それでも立派だと思おう。
家族を養うということは、並大抵のことではない。
下手に理想なんて掲げて、カッコつけたって、
一円にもならない。
それより、目の前の家族の笑顔の方が大切だ。
今この瞬間の家族の笑顔がとても幸せなのだ。
だから、せめて家族にだけは嘘偽りない姿でいよう。
妻に対して、子供達に対して。
胸を張って、夫であり、父親であり続けよう。
そこまで崩してしまったら、
もはや芯などなくなってしまう。
毎朝、神棚にお供えをするときに何時も思う。
家族が無事に笑顔で、この朝を、この時間を迎えられた事を、
今日という日を、この瞬間を、
心の底から感謝している。
苦しい時は、それを乗り越えた後の恵みへの心構えを学んでいる時。
だから、苦しいからといって、
諦めることも、悲観することもない。
この時間が必要だから、学んでいるだけ。