今日のなのな箱・献立
10月3回目の『おすしの日』は脂がのったさけを使った『さけの押しずし』です。
朱色に輝く押しずしに、つややかな『鶏肉団子の照り煮』、緑が映える『春菊の白和え』、そしてほんのり黄色く染まった『ゆり根の卵とじ』と、彩り鮮やかな組み合わせのなのな箱は、気持ちのいい秋空の下でのんびりいただきたくなりますね♪
今日紹介するレシピは、副菜の『ゆり根の卵とじ』。ゆり根は主役になりにくい素材ですが、根のものだから身体にもとってもいいんですよ。ぜひ覚えて、もっと食卓に取り入れてくださいね。
<主菜のおかず箱>
・さけの箱ずし
<副菜のおかず箱>
・鶏肉団子の照り煮
・春菊の白和え
・ゆり根の卵とじ
・ポテトサラダ
●ゆり根の卵とじ
白身魚のうまみがしみ込んだほくほくと甘いゆり根を、ふんわりと卵でとじました。
<材料・4人分>
ゆり根 2個
白身魚 150g
三つ葉 1/2束
溶き卵 2個分
出し汁 11/2カップ
砂糖・みりん・酒・薄口しょうゆ 各大さじ1
塩 少々
1 ゆり根は1片ずつはがし、きれいに洗って汚れているところは削り取ります。1片が大きいものは2つか3つに切り分け、大きさをそろえておきます。
2 ①のゆり根を熱湯でさっと下ゆでし、ざるに上げます。
※ゆり根は余熱が回りやすく、くずれやすいので、かためにゆでておきます。
3 白身魚はゆり根の大きさに合わせて1㎝角のさいころ切りにし、水気をふいておきます。三つ葉は洗って根元を切り、食べやすい大きさに切り分けます。
4 鍋に出し汁を煮立て、②のゆり根と③の白身魚を入れてひと煮立ちさせ、火を弱めて浮いてくるアクをすくい、2~3分煮ます。
4 砂糖、みりん、酒、薄口しょうゆ、塩を加えて味をつけ、落としぶたをしてさらに2~3分煮ます。
5 落としぶたを取って三つ葉を散らし、はしに沿わせながら溶き卵を糸状に流し入れます。ひと煮立ちすればふたをして火を止め、しばらく蒸らしてから器に盛ります。
※実際提供している『なのな箱』のお料理は、こち らをもとにお弁当用にアレンジしています。
ともこ先生より ひとことHINT♪
※下ごしらえのとき、ゆり根と白身魚のすべての大きさをそろえることが大切です。火の通りや見た目の美しさを考えて、きれいにそろえてくださいね。
※ほっくりとした食感を楽しむゆり根は、特に関西で人気があります。卵とじのほか、茶碗蒸しの具材や含め煮、あえ物、揚げ物などに。
<鶏肉団子の照り煮>
☆食楽器『なのな箱』についてお問い合わせはこちらへ
土井勝家庭料理ラボラトリー(土井ラボ)
TEL・FAX 06-6624-9113
メールアドレス doilabo@almond.ocn.ne.jp
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