今日鼻咽腔閉鎖不全の患者さんの入れ歯の型取りを、行いました。鼻咽腔閉鎖不全とは水など飲んだ時や空気を鼻から吐く時、のどちんこが鼻を蓋できないことてす。
脳梗塞後遺症の患者さんに多いですね。
リハビリである程度回復します、息を吐く練習、笛吹きなどとにかく動かすのみみたいです。息吐く時は腕も一緒に動かすといいですね。リハビリは継続が1番ですね。
型取りの時、普通の人と何か違いがあるのかなと思ってたらやはり少し違いました。
入れ歯作りしている歯科医師の先生は分かってる方も多いかなと思うんですけど、後縁の部分が左右で違ってました。閉鎖不全の部分はコンパウンドがしっかりと圧接して厚みを、持ってるけど、健康な方はコンパウンドがはつおんの印記してるので、左右で差がでてました。僕は初めて目にしました。ここまで考えて入れ歯作りとかする必要があるのだなと少し実感しました。
訪問診療で入れ歯を、作る機会が多いので日々勉強になります。