坂町駅に到着!
 駅の改修工事の真っ只中のようだ。
 あー、何かすっごいデジャヴ!
 新潟の駅って感じがする。

 前に降り立った越後線の吉田駅に雰囲気が似てる。
 
 駅前は、のんびり何もない。
 いつの時代のガソリンスタンドやねん……
 
 食べログで当たりをつけていたお店は、食堂営業をやめていた。
 てか、食べログで検索しても、評価なしの店しか出てこねぇ。だいたい、そういう店は、とっくに閉店している。
 駅前の食堂が空いていたのを見つけて、お昼ごはん。
 これから乗る、米坂線の写真。
 こりゃ、冬に来たら凄いものが見れそうだ(笑)
 坂町駅に戻る。いくら工事中とはいえ、ホラー過ぎるやろ。

・米坂線
 坂町(13:34)→米沢(15:35のはずが……)
 さて、これから乗るのは米坂線!

 新潟県の坂町と、山形県の米沢を結ぶ米坂線。
 こうしてみると、さっきの羽越本線といい、新潟から山形へと抜けるのは結構、大変なのである。そういや、新潟では東北の気配を一切感じなかったもんなぁ……
 まいさか線でも、まいはん線でもなく、よねさか線。当たり前と思われるかも知れないが、両端の地名から一文字ずつとって、漢字二文字で表してるJRの路線名では珍しい、訓読み&訓読みの路線。
 他には、大糸線とかも、この例外に当たるね。
 序盤の新潟寄りの部分は、主に荒川に沿ってすすむ。
 坂町を出て数分で、何故か電車が停まる。
 ボケーッとすること5分くらい、「大雨の影響によりまして、この先、速度を落としての運転となります。相当な遅れが見込まれます。」との車内放送。
 まじかー、米沢に定刻に着ければ行きたいところあったのに……
 ということで、トロトロ進む。この白いのは、まさか、滝?
 奥に進むに連れて、ドンドン速度が遅くなる。もはや、チャリの方が速いのではないか。
 んー、やっぱり滝だよなぁ……
 人工的な排水という線もあるが……
 険しい県境を抜けると、ようやく平常運転に。この時点で、40分近い遅れが生じているので、米沢巡りは断念。
「これより、回復運転に努めます。」とのアナウンスが。回復運転って言葉を運転士さん自身の口から聞けるとは思ってなかったよ(笑)
 期待せずにウトウトしてると、まもなく米沢に。
 ついたときには遅れは20分まで短縮されていた。どんなマジックを使ったのか。まぁ、ダイヤ乱れたお陰で、行き違い待ちがなくなったといったところかな。
 米沢駅!
 ほうほう。そういや、前田慶次も米沢か!
 東北地方では、このあともアイヌ語が由来の地名がちょくちょく出てくる。ただ、米沢がそうだとは意外やな。
 米沢牛〜 食べたかったぁ。
 米沢の街を回ることは結局出来ず。
 ここから歩いて20分くらいのところに、我妻榮記念館という、我妻先生の生家を保存して、中に貴重な資料とか遺品を展示してる建物があったんよね。定刻通りでも閉館時間ギリギリやったので、残念ながら行けず。
 民法出来るマンになれるチャンスやったのに……
 もう一度、愛媛に行ってこようかな(笑)

・奥羽本線(山形新幹線)つばさ
 米沢(16:23)→福島(17:00)
 米沢から福島への県越えは、奥羽本線の上を走る(ミニ)新幹線である山形新幹線・つばさに乗車!
 15号車に〜とか言ってるけど、どう見ても8両くらいしかない。
 ついに新幹線に乗るときが来てしまった。
 車内は、さすが新幹線といった快適さ。「いなほ」と同じく、背もたれと、お尻の部分とが、どっちも動く〜

 座席に置いてあるフリーペーパーに、沢木耕太郎のエッセイが掲載されていた。「昔、自分が初めて、一人旅で乗った夜行列車が、どんな風景の中を走っていたのか確認したいと奥羽本線で、新庄から秋田まで行ってみた」という内容だった。

 車窓の風景を目に焼き付けるためにも、夜ではなく、昼に移動しろという点には共感したが、新庄から秋田まで各駅停車で行くという行程を「酔狂な旅」と彼が表現していることには驚いた。

 たった二時間半だけなのに……

 同じ区間を、たまたま前日に乗車した身としては首を傾げたくなる。「今日は無理せず、移動は控えよう」と、疲れないように乗った、とても楽勝な区間だったからなぁ。

 とても、ユーラシア大陸を横断した人の言葉とは思えなかった。

 沢木さんも、今年で70歳だからな。歳をとるとは、こういうことなのかと、少し寂しくなる。
 ただ、まぁ、この人は「酔狂」って言葉好きやからなぁ。確か、「深夜特急」の最初の方も、「真面目に酔狂な旅をしたい」とか書いてたし(笑)

 車内は結構混んでいて、二人掛けの席の隣にも、人が座ってる状態だったため、県境部分の写真は取れなかったが、特に変わったところもなく、普通に山間を抜ける感じやった。
 そして、再び福島県に突入。広い盆地だ。
 だだっ広い街並みが目の前に現れてきた。