夏になると歌いたくなる曲 ブログネタ:夏になると歌いたくなる曲 参加中

梅雨のジメジメ感を吹き飛ばすせいか、『ナツ歌』というのは、
アップテンポで、コブシを突きあげたくなる歌という感じの曲が多い気がしますね

最近は新しい歌で『これだ!』という曲が思いつかないのですが
渡辺美里の『すき』や『夏が来た!』とか
supercellの『君の知らない物語』とか
ドリカムの『アピール』や『7月7日、晴れ』とか『あの夏の花火』、『高く上がれ!』
歌詞からは季節が読み取れないのですが
柴咲コウの『ラバソー~lover soul~』とか
近藤夏子の『リハーサル』なども口ずさみたくなる歌ですね

これらの歌詞をパクって妄想するのなら…

梅雨が明けた、7月下旬の夕方
郵便ポストを覗くと、ハガキが一枚入っており
『誰からの暑中見舞いのハガキだろ?』と思って読むと
『こんにちは、お元気でしたか?私は、こっちで色々あって正直へこんでいます
お盆前の〇日にそっちに帰ろうと思っています 菊地あやか』
と書かれており…
でも、返事を書こうにも住所もメルアドも書いておらず
連絡が取れなくて、呆然とする僕…

『あやかって可愛いのに、こういう所が抜けてるんだよなぁ…』
と一人つぶやく僕…
まぁ、あやかが帰省する日は休みなのですが
何時に駅に迎えに行っていいのかも分からず…

僕とあやかは中学、高校と6年間同じ学校に通ったのですが
同じクラスになったのは、中学1年の最初の時だけでだったのですが
席が隣同士だったため仲良くなり
その後は教科書を忘れれば貸し借りしたり、
廊下で会えば話をしたり…
僕はあやかにひと目惚れしたのですが
彼女の方は、僕を「男」としてみておらず
そんな感じで、片想い状態の僕は学生時代に『彼女』が出来ず
かといって、あやかとも友達以上恋人未満の関係のままで
あやかは高校を卒業すると上京し、連絡が取れなくなってしまい…

そんな、あやかから連絡が来たものだから
その日から僕の気持ちは浮ついて…

約束の当日、新幹線からの乗り継ぎを考えて
10時頃から駅の待合室のイスに座り…
車を持っていない僕は家から駅まで2㎞の道のりを歩いてきたので
足が少し痛くて…

列車が着くと、数人、乗客が降りてきたのですが
あやかの姿は無く…

駅には売店もないので、携帯音楽プレイヤーをうわの空で聴きながら
待合室のイスに座り、一人でボケっと待つ僕…

お昼を過ぎ、数本の列車が駅に着いたのですが
あやかの姿は無く…
次の列車が駅に着き、改札口の方を見ていると
あやかに似ている女の子が降りてきたのですが
痩せていて、元気がなく、声をかける事を一瞬ためらったのですが…

『あやか』と手を上げながら声をかける僕
ビックリした様子で、こちらを見るあやか…

でも、何の話をしていいか分からない僕…

それでも学生時代と変わらずあやかに対する
『すき』という気持ちを確信する僕…
そして今度こそ、あやかに伝えようと思う僕…

妄想としては中途半端な終わり方ですが
こんな関係だとハッピーエンドで終わるのかも自信がないので…

久しぶりだったのでウォーミングアップということで