
全てにおいて価値観が一緒だといいのですが
それは絶対に無理な話なので…
あえて、一つ挙げるとすれば
『食事の好み』が合えばいいのかな?と思います
他にも僕は朝型なので
『早寝早起き』の早朝型リズムの人がイイとか
『時間厳守』が出来る人がイイとか…
色々挙げるとホント「きりがない」ので…
部屋で携帯を取り、有華にメールを打ち出す僕
『今日は何が食べたい?』
シンプル過ぎて味気ない文章だなと思いつつも送信する僕…
思ったより早く着信音が鳴りメールを確認すると
『任せるw』
とこちらもそっけない&最後に「a」ぐらいキチンと打てよ
と一人ツッコミを入れる僕
冷蔵庫の中を見ながら
「そう言えば有華って何時に帰ってくるんだ?」
と思いながらも、まぁ帰り遅いだろうし
スエットのまま近くのスーパーに出掛ける僕…
夕方のスーパーは、子供連れの主婦や会社帰りの女性が殆どで
僕のカッコウは、この時間帯では浮いてしまい…
それでも、気にせず買い物かごを手に取り…
何気に『スンドゥブ』を食べたくなった僕は
市販されている『スンドゥブ』のスープをカゴに入れ
メインになる豆腐と
白菜やエノキ、豚バラなどの食材を選び
レジで会計を済ませ…
アパートに戻り、鼻歌交じりで料理を始める僕…
料理が出来上がっても有華ちゃんは、まだ帰ってこなくて…
少しは帰ってくるのを待っているのですが…
おなかが空くと精神的に良くないので
一人で食事を始める僕
でも一人で食べる料理は、味気なく…
自分の皿を片づけて、有華ちゃんを待つ事にし…
ボケっとテレビを見ていると
『ただいま~』
と明るい声で玄関を開ける有華ちゃん
『お帰り、今、温めなおすから』
と鍋をガス台にかける僕…
『ありがと…』
と別室で着替えながら有華ちゃんの返事が聞こえ…
『イイって…料理作ることしか出来ないし…』
と鍋を見ながら、有華ちゃんに背を見せながら答える僕…
温まった『スンドゥブ』に卵を落として
鍋をテーブルに持って行くと
有華ちゃんの嬉しそうな笑顔が見え…
『ハイ、お待たせ~』
と笑顔で、お椀に装い、手渡す僕
一口、口に入れると
『美味しい…』
と言いながら微笑む有華ちゃん…
好きな人の笑顔を見れば
それだけで幸せですよね
シチュエーションが違いますが
プリプリの『M』の歌詞にある
『はにかんだ笑顔 ただ うれしくて…』
とありますしね…
でもなんか、この文章だと
僕って『ヒモ』みたいな印象が…
結論 話は戻りますが
食の趣味が合えば取りあえず
何とかなると思います