
こういう、異性を敵に回すブラッキーなネタ好きですね
最初に箇条書きを
・ショートカットでもロングヘアでも、どんな髪型でも似合う人
・スレンダーな人
・ブランド品じゃない服をお洒落に着こなす人
・好き嫌いが無く、濃い味な物を食べれる人
・嫉妬深くない人
・礼儀の使い分けができる人
・朝型の人
・朗らかな人
・雑学のある人
・一通り家事のできる人
・自然が好きというか、花鳥風月を愛でることができる人
…と10個以上はあげる事が出来ました
細かかったかな…
『なぁ、アンタ、ホンマにウチの事、好きなん?』
と唐突に、僕に質問を投げかける有華ちゃん

『はぁ?なんだよ、その意味のない質問』
と本気で取り合わず、パソコンで動画サイトを見続ける僕
『なに見てるん?』
と、あえて聞いてくる有華ちゃん
『菊地あやかのOPV』
と答えると
『はぁ、アンタ、アホちゃうか?セクシーダイナマイトのウチがいるのに』
『う~ん、でも菊地あやかも可愛いよね、有華ちゃ』
と言った途端に、有華ちゃんからのグーパンチが僕の右腕にヒットし
『うっ、痛。有華ちゃんの次にね、って言う所だったのに…』
痛がるふりをする僕
パソコンで動画を見るのを止めて、テレビをつけると
『ジャイ子』に扮したあっちゃんが目の前に…

『こうして見るとあっちゃんも何気にカワ…』
とボソリと言いかけていると
『敦子が何だって‼』
と今度はグーパンチが僕の背中に直撃し、一瞬、呼吸困難になる僕
咳きこみながら
『…だから、有華ちゃんの次に可愛いって話じゃん…』
と今度はマジで痛がる僕
『アンタ、釣った魚にはエサ、やらんタイプやな』
と、なんかのスイッチが入りかける有華ちゃん…
僕の書棚から一冊の写真集を取りだし
『これは、ナニ?』
と聞いてきたので、僕は普通に
『この前出た、玲奈の写真集、色白でかわいい…』
と語りだそうとしたら、
その写真集の角を僕の頭の上から落とす有華ちゃん
『アンタは「カワイイ」しか表現方法、知らんのか!?』
ヤバ、このままボケ続けたら、俺、ボコられる…

『アンタの、そのセンスのないボケは、よー分かった』
と諦め口調で言い始めた有華ちゃん…
俺、正座して、歯を食いしばった方がイイの?
『そやな、許してもらいたかったら、ウチの好きなトコ言ってみ』
と『上からマリコ』ならぬ『上から有華』状態

『え~とね…え~と、そうそう、かわいい…』
と意識せずに言いかけると
『だからそのボケ、いらんちゅ~ねん‼その口が悪いんか‼』
と言いながら、僕の両頬を押さえつける有華ちゃん…

『イヤ、照れるって…』
照れ笑いをしてると、また有華ちゃんが僕の両頬を押さえ…
観念して、有華ちゃんの好きなところをあげる僕…
美人で性格も良く、何でもこなす彼女のイイ所を
ひとつひとつあげていく僕…

普通に飲み会とかで『好きなタイプ』をあげようと思えば
いくらでもあげられると思いますが
本人を目の前にしたら
言いにくいですよね

でも女の人ってこういう事
直接、口に出してもらいたいみたいですね
