体験してみたいロマンチックシチュエーション ブログネタ:体験してみたいロマンチックシチュエーション 参加中

告白のシチュエーションですよね

僕が今までで好きな告白シーンは
アニメ『超時空要塞マクロス』TV版のワンシーンですね

主人公の一条輝が異星人との戦闘との出撃に行く間際に
現在はアイドルとして活躍しているリン・ミンメイに
『僕、君の事が好きだった…カイフンさんとお幸せに…』
と、生きて会えないかも…と言う事で告白するという…
そんなシーンが子供の頃からのお気に入りの告白ですが…

実際には、宇宙からマクロスのような巨大な船は墜ちてくることはなく…

自分が体験したいシチュエーションは…

キャンプが好きな僕は、仕事が休みの度に
一人用テントや必要最小限の道具を車に搭載して
近くの山や川に出かける僕…

そんな僕は、実は、ある思いを伝えるためのロケーションハンティングをしていた…

僕には高校の頃から想いを寄せている女の子がいた
彼女の名前は、梅田彩佳
梅ちゃんとは高校一年の時にたまたま同じクラスになり
いつの間にか仲が良くなり
でも彼氏・彼女として付き合っていると言うことでもなく…

そんな中途半端な関係のまま高校を卒業し、社会人になり…

たまには、二人でメシを食べに行ったり、飲みに行ったりするのですが
相変わらず、僕等の関係は中途半端なまま…

告白して、この友達のままという関係を壊すのも怖いのですが…
いい加減、この状況を打破しないと、と思うようになり…

『キャンプ?あれ行った事なかった?』
と言う梅ちゃん
『うん、みんなで行ったのは、川原でバーベキューだし…』
と答える僕
『キャンピングカーで行くの?』
と聞く梅ちゃんに、僕は
『はぁ~!?あんなの邪道だよ、邪道。キャンプと言ったら、テント張って、炭使わないと…』
と力説する僕に、笑いながら
『分かった、分かった…スグに向きになる所は相変わらず子供なんだから…』
と言う梅ちゃんsei
そんな感じで、キャンプに行く日程を決めキャンプ
テントに防水スプレーかけたり、寝袋を干したりして準備を進める僕…
ただし、何処でキャンプをするのかは、ひた隠して…

天気予報は外れ、キャンプの当日は雨が降り…
それでも、梅ちゃんを迎えに行く僕…

『雨降りだね…』
と残念そうに言う梅ちゃんですが、服装は一応キャンプモード
『俺、合羽持ってきたし…それより、今日の服装、似合ってるよ』
という僕…
『ありがとう…でも、こんな感じで良かったかな?』
と照れながら答える梅ちゃん

最初は緊張していた二人ですが
車から流れる音楽を聞きながら、車の中はカラオケボックス状態になり…

目的地の高原に着いたのですが
天気はまだ小雨模様で…

梅ちゃんを車に残し、合羽を着た僕はテントを張る準備をし
『大丈夫?私も手伝おうか?』
と心配そうな梅ちゃん…
『何言ってるの?テントを張るのと炭をおこすのは男の仕事だって』
と笑いながら答える僕
雨が降っている方がペグが打ちやすいしね、と思いながら準備する僕

テントは張り終わったのですが、タープを持っていない僕…
キャンプ場でない為、屋根のある炊事場等は無く…

ただ、僕は山を見ながら確信をした
僕は今日、梅ちゃんに最高の告白が出来るという事を

雨が上がったとはいえ、湿り気の多い中
炭をおこす準備をする僕
ガスバーナーも持ってきたけど
キャンプはやっぱり火をおこさないとねと変にこだわる僕
梅ちゃんも僕が車に積んでいたウインドブレーカーを着て
出て来てくれるのですが、着火剤を使用したため簡単に火は点いて…

梅ちゃんとテーブル・イスを出しランタンを等を設営する準備をする僕
ランタンの明かりが点くかを確認していると
それを眺めている梅ちゃんが
『思ったより、簡単に点くね』
と聞きながら、何個も持っているんだねと独り言を…
『ガスとか電池だしね…ガソリンだと大変なんだけどね』
と答える僕

夕ご飯までは時間があるのでクーラーボックスから
缶ビールを取りだす僕
梅ちゃんは
『料理を作る前に飲んじゃって大丈夫?』
と聞き、それに対して僕は
『キャンプでは、飲みながら料理作るの!』
と持論を展開する僕

『飯ごうがないけど、ご飯は?』
と聞く梅ちゃんに、にやっとしながらクーラーボックスからレトルトのご飯を出す僕
『え、何それ』
と言う梅ちゃんに
『キャンプだからって、変に気合入れてもね、上手く炊けなかったら大変じゃん』
と笑いながら答える僕

『おかずは?っていうか何作るの?』
と不安そうに聞く梅ちゃん
『焼き肉~と言いたかったけど、あえての肉多めの野菜炒め』
と中華鍋を見せる僕
『キャンプで野菜炒めって、しかも火力足りないし』
と普通につっ込む梅ちゃん
『だって、麺を入れると焼きそばになるし』
『それだったら、最初っから焼きそばにしたら…でも、キャンプで焼きそば定食って炭水化物取りすぎじゃない』
って更につっ込まれる僕…

下準備はしてあるので、お菓子を食べたり、飲みながら話をして時間を過ごす二人…

アバウトな料理を作り、それを食べている頃には雲も少なくなり…

食事が終わり、片づけをしても、まだ寝る時間ではなく、話を二人

そして、そろそろ休もうかと言う事になり…

ランタンの明かりを消すと、まわりは真っ暗となり
でも、夜空は満天の星空が…
『うわぁ…綺麗…』
と目をキラキラさせながら星空を眺める梅ちゃん…

今、言わなきゃ…次の機会はないかもしれない…

梅ちゃんの隣に立ち、僕も星空を眺めながら
『俺、梅ちゃんの事、好きだったんだ…高校の時から…』
と告白する僕…
でも梅ちゃんからの返事はなく…

不安になり、隣の梅ちゃんの顔を見ると
先ほどと同じように星空を見つめ…
でも口元は、ほころんでいるように見え…

僕は視線を戻し、星空をまた眺め…

すると梅ちゃんから
『…ありがとう…』
と返事が…

僕はいい意味の『ありがとう』なのか、『ありがとう…でも…』というダメなのか不安になり…

『あれれれ…私の返事を聞いたのに、どうしたの?』
と明るい声で言う梅ちゃん

『…だって、ありがとうの意味が分からないし…』
と答えながら、視線は空に向けたまま…梅ちゃんの顔を見る事が出来ず…

『おこちゃまですね~本当は、私もずっと同じ気持ちだったんだ…』
と僕の方を見ながら微笑む梅ちゃん…
ようやく、僕も梅ちゃんと目を合わせる事ができ…


夜景検定を持っている梅ちゃんが星空を喜んでくれるか分かりませんが…

星空を見ると僕は気持ちが穏やかになるので
満天の星空を見ながら告白してみたいですね告白

ちなみに最初は『菊地あやか』で妄想しようかと思ったのですが
携帯が圏外になる地域で『菊地あやか』に告白しても、玉砕しそうだし

と言う事で、そういう所は気にしなさそうな梅ちゃんにして見ました

学生だったら、卒業式なんでしょうが…
ロマンチックなシチュエーションですと
星空を見ながらの告白ですかね