今年も「道北おとぼけキャラバン[STEAM]木琴チャイムをつくる」を、中頓別町立中頓別小学校で行いました。
(昨年度の様子は、動画で紹介しております)
今回は、中頓別産の木材を用いた、プレミアム仕様で取り組みました。
8時間をかけて全員が完成させることができました。
森林教室やネイチャーゲームなどとも組み合わせた、そして、作曲もした上で、最後は、それを森に聞かせてから植樹で終わる一連の活動は、中頓別という町をよく知る上でも、大変意義深かったように思います。
植樹の作業中は、チャイムとなって、周辺に、静かに美しい響きが漂います。
本教材は、【特許取得】することができました。
ドアチャイム兼打楽器 | 特許情報 | J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター (jst.go.jp)
へき地において開発に取り組んだ、先端的な教育の教材が、特許という形で認められたのは大変に嬉しいことだと思っております(これが売れるわけもなく、ただただ経費ばかりかかってしまっているのがとてもつらいですが、地方からの発信!ということにとてもこだわりたかったのと、その姿勢を示したかったことが大きな理由です)。
また、以前行った「教育課程におけるSTEAM教育のフレーム構築と評価軸の開発」(Construction of a Framework for STEAM Education in the Japanese Curriculum and Development of Evaluation Criteria)という発表(令和5年(2023年)6月24日令和4年度第6回日本科学教育学会研究会(東海支部開催))が土台となった実践ですが、そうしたフレームも発信できたことが嬉しいです。
※その際に紹介したフレームは下掲の通りです。
外部リンクURL
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsser/37/6/37_No_6_220606/_article/-char/ja
これからも、楽しく実感のもてる学習の開発を継続してまいります。
メンバー:HG所長、へいへい管楽器主任、のんのん研究員、ひよこ研究員、きのこ隊員。指導・助言=MrSTEAM研究所長。