内藤の防衛マッチ

昨日のボクシングＷＢＣ世界フライ級タイトルマッチ
内藤が防衛を成功させたのは，もう皆様もご存知の通り。

試合前から，恐らくＫＯ決着にはならないだろう，とは思っていたものの
以前のタイでの試合のことを考えると，やはり落ち着いては見てられなかった。

僅差での判定ではあるが
日本人チャンピオンの防衛という点で，非常に嬉しく思う
内藤自身は，人柄も良く，以前から大好きだったので。

それにしても，いつも違和感を感じるのが，ＷＢＣ独自のシステムである「オープンスコアリング」
４ラウンドごとの判定結果の表示ということで，もう一つの主要団体である「ＷＢＡ」には無い制度だ。

これって，絶対に劣勢な方はパンチが大振りになって，余計敗色が濃くなるのでは・・・？

その悲劇の一端が，あの亀田との試合だろう
いくら大差の判定負けが決定的とはいえ，あの蛮行は許されるものではない
しかし，その原因の一部が，あのオープンスコアリングにあることを忘れてもいけない気がする。

最初オープンスコアリングが導入されたときは
結構いいかも，とか思ってはいましたが・・・。