何だかボクシングの話題,というよりは「ボクシングマイナー団体に要注意」という路線に話が行ってしまいましたが,ボクシングを語る上で,これは外せない問題であることは間違いありません。

 この話題を続けると「じゃあ,ガッツ石松や具志堅用高なんかの昔のボクサーは,実はマイナー団体のチャンピオンだったの?」という疑問を抱くかとは思いますが,彼らはきちんとした団体であるWBAのチャンピオンです。

 昔はWBAしかボクシングの団体はありませんでした。
 であれば,マイナー団体のインチキチャンピオンなんかが出てこなくて,結果としていいんじゃない?と思ってしまいますが,昔のWBAも結構いい加減なところもあったようです。

 前述のガッツ石松のタイトルマッチの逸話。審判が相手贔屓で,ダウンのカウントをわざとゆっくり取ったり,挙句の果てには,倒れている選手を手を貸して立たせようとしたこともあるらしく・・・。

 そういった意味では,きちんとした団体の乱立であれば,お互いを批判し合う結果,独善的にならなくていいのかもしれませんね。