24年間生きて大学まで出してもらった癖に正規で働くこともままならず彼女はおろか友達と呼べる人間すら数える程で、趣味と言える趣味も持たずにただひたすらその日をなんとかやり過ごすのに精一杯な毎日を送り、くすんだ硬貨ほどの輝き豆電球程の光も無い明日に怯え、吹けば飛ぶ藁の家の様な過去にすがり、幼子を見ては未来へ無限の可能性を感じる反面自らの有限性を憂い、青春を謳歌する若者を見ては悲嘆に暮れ、自立し自らの足でしっかりと人生を歩み始める同年代を見ては自己の愚鈍さに泣き、親やその世代の日本国を支えんと尽力する人々を見ては何の力も無い自身の無力さを悟り、平和を作った尊老方に顔向けも出来ない状態で、漫然と地球を蝕む癌細胞であることを自覚しつつも死を目前にすると臆病になり惰性で生き続けること。
【動詞】

