決壊寸前だった守備陣を立て直したザックの56分の決断力。 | 青の誇り~プラチナ世代の軌跡~

決壊寸前だった守備陣を立て直したザックの56分の決断力。

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109分、李忠成の左ボレー


AFCアジアカップ2011 決勝

1月29日(土) 18:00 K.O @カリファ・スタジアム 37,174人

日本 1(0-0、0-0、ex1-0)0 豪州

【得点】

1-0 109分・李忠成


▽ 先発メンバー ▽

----------前田----------

藤本-----本田圭-----岡崎

----遠藤------長谷部----

長友--今野----吉田--内田

----------川島----------


▽ 交代

56分・藤本→岩政

98分・前田→李

120分・内田→伊野波


▼マッチレポート

109分、長友のクロスをフリーの李忠成が左ボレーで美しく合わせる。終始押され気味の苦しい試合展開での一撃必殺弾!!この得点は日本サッカー史に残る、語り継がれるゴールになるかもしれない。


‘李の左足ボレー’と。

‘岡野のVゴール’のように。。


伏線は56分だった。


藤本OUT、岩政IN。今野を左SBにスライドし、長友を一列前に上げる奇策。キューウェルとケーヒルの高さを生かしたパワープレーに決壊寸前だった日本DFの立て直しと、ゆるゆるだったウィルクシャー(右SB)によりプレッシャーをかける一石二鳥の采配。準決勝の岩政が良くなかっただけに半信半疑の交代だったが、ザックの展開を見極める目と決断力が際立つ采配は、確実に試合の展開に一石を投じることに。


しかし、苦しい試合の連続だった。。。


審判の微妙な判定に踊らされた劇的な試合の連続。ロスタイムに追いついたヨルダンとの開幕戦。ありえない判定でPK&川島退場の逆境を克服したシリア戦。吉田退場&PKで1点ビバインド&アジアテイスト満載の笛の修羅場をくぐり抜けたカタール戦。そして韓国、豪州との激闘延長戦。。。


これら苦しい試合をひとつひとつ乗り越えることで一体感を増していったザックジャパン。Jリーグがオフ中の1月開催というフィジカル的に難しい大会を制したことも意義深い。長谷部のキャプテンシー、本田圭佑の頼もしすぎる雰囲気、長友の無双っぷり、川島のドヤ顔。。。そして、香川の決定力も。20代半ば前後が主力のザックジャパンはまだまだ強くなるでしょう!


コパアメリカ@アルゼンチン、アジア杯予選免除で実りあるFMの実践、そしてコンフェデ杯@ブラジルの出場権獲得。ブラジルW杯という最大の目標に向かってザックジャパンが大きな一歩を踏み出した大会、と総括しておきましょう。