AFC U-19選手権 #10 日本 vs 韓国 | 青の誇り~プラチナ世代の軌跡~

AFC U-19選手権 #10 日本 vs 韓国

1108japan
(AP=共同)


AFC U-19選手権 グループリーグ第3戦

11月8日(土) 16:15 K.O @ダンマン

日本 0(0-1、0-2)3 韓国

【得点】

0-1 21分・Yu Jino

0-2 84分・Cho Youngcheol

0-3 89分・Choi Junghan


▽ U-19日本代表メンバー ▽

-----宮澤---永井-----

鈴木-------------水沼

-----山本---青木-----

吉田--村松--金井--岡本

--------権田---------


▽交代

HT   鈴木 out 柿谷 in

51分 岡本 out 鎌田 in

74分 永井 out 河野 in


あらゆる世代の日韓戦で、ここまで内容的に何もできなかった試合を自分は知らない。シュート数は1対18(非公式)。香川や金崎がいても、おそらく誰が監督をしていても、結果は変わらない、それだけの差があった。悔しかったのは、韓国選手の表情や振る舞いに「日本格下」の意識が垣間見られたこと。一方の日本は、韓国を必要以上に畏怖し、試合開始から明らかに堅さが目に付いた。試合前のモチベーションコントロールの失敗は数多い敗因のひとつだろう。この敗戦は、全てのカテゴリーの代表にトラウマになるだけのインパクトを与えたかもしれない。恐韓症の再発・・・。


ただ冷静に過去を振り返るなら、韓国はこれまでに11回アジアユースを制している、この世代のアジア最強国。それに対し日本は優勝経験ゼロ。98年にチェンマイで行われたアジアユース、日本の「黄金世代」を持ってしても(小野伸二は既にW杯を経験していた!)韓国に勝てなかったのが現実だ。この敗戦だけを見て(内容が酷すぎたとしても)、育成が悪いとか、選手選考が悪かったとか、監督が監督の器ではなかったとか、極端な意見もどうかと思う。


U-20W杯という目標の喪失。そして、世界と遭遇しグローバルな視点での自身の現在地を知る機会を失った意義は小さくない。それでも今大会のイランのように、U-17W杯に出場しなくても、U-19で日本以上に個の力を積み上げてきた国があることも忘れてはいけない。ドイツ然り、イタリア然り、イングランド然り。育成世代のW杯に出場しなくても、存在感が薄くても、国内リーグが盛況な国はW杯では強豪国に躍り出る。日本もACLでJリーグのチームが連覇しようとしているように、アジアで最も成功しているJリーグをさらに充実していくことを第一に考えるべきだろう。その先にW杯での躍進が繋がっている。今大会の悔しさを大会に参加した選手だけではなく、すべてのサッカー選手と指導者、サポーター、サッカーに関わる全ての関係者が共有し、何か行動を起こすこと。一朝一夕には事は運ばないが、その行動を継続するなら、必ず夢はかなうだろう。