AFC U-19選手権 #1 プレビュー
U-19~U-20は、日本が最も結果を残している年代である。中田英寿を擁しアジアの壁を突破したのが「ドーハの悲劇」の翌年の1994年。以降7大会連続でアジアの壁を突破しているだけでなく、世界大会(現U-20W杯)においても、グループリーグの壁を6度までも破り決勝トーナメントに進出している。世界基準で見ても、この年代における日本は世界の強豪国だと認識しても良いだろう。
ある意味、アジアの壁は破って当然、という評価が定着する中で開幕する2008年大会は、サウジアラビアで開催される。ホストになるのはダンマンとアル・フバルの2都市。バーレーン対岸に位置する港湾都市だ。レギュレーションはU-16選手権と同じで、準々決勝を勝ち上がった4ヶ国がU-20Wの出場権を獲得する。グループリーグで日本は、イエメン、イラン、地元サウジの順番で対戦。2位以内に入り、準々決勝で韓国、イラク、U.A.E、シリアのいずれかの国を倒すことが最大のノルマとなるのに変わりはない。過去と比較しても厳しいグループ分けになったのは間違いないが、世界でどう勝つか?をテーマにしている代表にとっては負けるわけにはいかないステージと考えたいところ。
アジアの強豪を迎え撃つのは、2年前のU-16選手権で優勝を成し遂げた新黄金世代を含む89年以降生まれの選手たち。MVPを取った柿谷曜一朗(C大阪)、A代表でスタメンを争っている香川真司(C大阪)、飛び級で選考された浦和期待の至宝・原口元気(浦和ユース)など中盤に稀有なタレントを揃えており、特に攻撃力にアドバンテージのあるチーム構成となるのが特徴だ。
U-20W杯ベスト16の常連でありながらも、いまだかつてAFC U-19選手権では優勝したことがない日本。サッカーダイジェストのインタビューで「世界大会に出るのは当たり前。アジアではズバ抜けて1位になりたい」と柿谷曜一朗が強気のコメントを残したように、アジアで圧倒的な力を見せることができるのか?それとも??
注目の開幕戦は、明後日のイエメン戦。青の誇りではAFC U-16選手権と同様に観戦レポートを迅速に公開する予定です。また日本戦以外のアジア強豪国の試合も多数観戦するつもりです。
