宮吉、ベンチ入り濃厚
16歳のFW宮吉拓実のベンチ入りが濃厚だ。現在高校1年生の宮吉は京都U-18に昇格した今季、2種登録で背番号31を与えられてトップチーム入りした期待の若手。昨年までプレーしていた京都U-15では前線の要として欠かせない存在で、07年のクラブユース選手権では大会MVPと得点王のダブルクラウンに輝いている。今季、春先のプリンスリーグなどにはU-18の選手としてプレーしたが、途中からは完全にトップチームの一員という扱いになり、2種の公式戦には出ていない。「わざわざ下のカテゴリーに出す必要はない」と加藤監督が彼の能力を認めたからだ。
5月31日のナビスコカップ名古屋戦では初のベンチ入りを果たすも出場機会は訪れず。その後、左足ひ骨の骨折により、リハビリの日々が続いたが、外から先輩たちを見ることで「一緒にやってるときは気が付かないことにも気が付いた」と前向きな姿勢を見せている。柳沢も「彼のプレーは見ていて共感できる」と一目置いている。本人にそのことを伝えると「レベルが違いすぎますから・・・」と苦笑いしたが、流れのなかで動き出してスペースを狙う動きなど、確かに共通するものはある。「若いからとかじゃなく、あくまで勝つための戦力の一人」(加藤監督)と特別扱いはされていない。果たして出場機会は訪れるのか。 (雨堤 俊祐)
以上、エルゴラッソ9/12・13号より