豊田国際ユース2008 #4 日本 vs ブラジル
U-16日本代表
U-16ブラジル代表
豊田国際ユース2008 グループリーグ1日目
8月7日(木) 18:30 K.O @豊田スタジアム
U-16日本代表 1(0-1、1-0)1 U-16ブラジル代表
【得点】 *40分ハーフ
0-1 7分 GALVAO(=ガルヴォン、ブラジル)
1-1 79分 杉本健勇(C大阪U-18)
▽ U-16日本代表メンバー ▽
------神田----杉本------
宇佐美--------------高木
----- 柴崎-----堀米-----
中島---高野--内田---廣木
----------松澤----------
▽交代
55分 神田→原口
60分 高木→宮市
68分 堀米→望月
SUB 藤嶋、小林、内田恭、和久田
結論から先に言うと、やはりこの世代は黄金世代(1979年組)を超える可能性を秘めた世代でした。正直、驚きました。パスの角度・強さ、走り出すタイミング、ボールを持つ姿勢、ボール保持者へのフォロー etc・・・。ボールポゼッションができる選手を選手選考の基本にしているだけあって、フィールドプレーヤー10人が全員高い技術を持っている。ボールキープから仕掛けて崩すまで、複数の選手が織り成すパス交換は美しくさえありました。おおげさではなく。足りなかったのは、フィニッシュの部分だけ。決定機の数は、日本6に対しブラジル2。ブラジルの攻撃が個人の突破に限定されていたこと、終盤は大きくクリアすることしかできなかったことなどを考えると、スコアはドローでも勝ちに等しいドローだったように思う。
前半7分、先制はブラジルだった。序盤個人技で圧倒された時間帯でのFK。右タッチライン際からゴール前に送られたボールに、ブラジルの#7ガルヴォンが松澤の前でヘディングでコースを変えてみせた。このまま一方的な試合になるのか?立て直せるのか?その時点では全くわからなかったが、先制後の約70分間は概ね日本の時間帯が続く。特に左サイドの宇佐美がキレキレ。宇佐美を追い越す中島のオーバーラップもグッドタイミングで左サイドからの崩しが複数の決定機を演出する。
足の裏を使ったフットサルばりのボールキープでポスト役を果たした杉本、スペースへの飛び出しと球際の強さで屈強なブラジルDF陣をてこずらせた神田、前方にスペースがあればどんどん前へ仕掛ける高木、運動量の多い中村俊輔系レフティ堀米、冷静なバランサー柴崎、途中出場した原口、宮市、望月含め見どころ満載の70分は続いた。いつ入ってもおかしくない、その感覚が現実になったのはロスタイムだった。左CK付近での宇佐美のFKをゴール前混戦から杉本が押し込む劇的ゴール。序盤の失点に全く意気消沈しなかったこと、試合巧者ブラジルからロスタイム同点弾をもぎ取ったこと。U-16日本代表は精神的なタフさを増しながら、来るべき時に向けた準備を着々と進めている。


