J2 第45節 京都サンガ vs セレッソ大阪
前日に美濃部監督を更迭した京都。昨年の柱谷監督更迭に続き2年連続の10月監督交代になったわけだが、ショック療法という効用はあるにしろ、プラスにはならないだろうな、と思っていた。新監督の加藤久は監督としての実績はイマイチという印象強く、京都は混迷を深めて行くかもしれない、というのが試合前の予想だった。
結果論になるが、徳重退場で流れが変わったあとの、アンドレ→渡邊大剛の交代が「さぁ、1点を守りましょう!」という合図のようで、セレッソの勢いを増したような気がする。
一方のC大阪も、ゼ・カルロス、小松の出来が悪く、クルピが動くのも遅かったが最後の最後で帳尻を合わせた印象。まだ運というか勢いは残っているなと。京都、仙台との3位争いが濃厚になった今、京都に勝点3を与えなかったという意味で、大きな引き分けだったと思います。
C大阪の次戦は、アウェーでの仙台戦。残り7試合の中で最も難しい試合になるはずだ。しかも香川出場停止という修羅場。といっても香川のポジションに古橋、ツートップに柿谷という応急処置で対応できるか。27節(7/11)以来3ヶ月ぶりに出場した柿谷は、少し体幹が太くなってましたね。相変わらず冷静で、高い決定力を見せつけました。仙台戦は柿谷にとっても非常に大切な試合になりそう。
J2第45節
10月14日(日) 14:00 K.O @西京極陸上競技場
京都サンガ 1(1-0、0-0)0 セレッソ大阪
【得点】
1-0 25分 パウリーニョ(京都)
2-0 76分 渡邊大剛(京都)
2-1 86分 柿谷(C大阪)
2-2 89分 古橋(C大阪)
【シュート数】
京都 14 C大阪 14
▽ C大阪メンバー ▽
GK吉田
DF柳沢、前田、羽田、ゼ・カルロス
MF濱田〔80分・酒本〕、アレー、ジェルマーノ、香川
FW古橋、小松〔80分・柿谷〕
SUB 山本、江添、丹羽
- J2 - 2位までがJ1へ自動昇格、3位は入替戦へ。
順位 チーム名 勝点 試合数 得失点差 総得点
1 札幌 78 42 +18 59
2 東京V 77 42 +29 78
3 仙台 73 42 +16 64
4 京都 72 41 +18 69
5 C大阪 69 41 +10 58
6 湘南 65 42 +15 62
7 福岡 64 41 +20 70