サハラカップ 京都サンガU-18 vs 愛媛ユース | 青の誇り~プラチナ世代の軌跡~

サハラカップ 京都サンガU-18 vs 愛媛ユース

Jユースサハラカップ2007 予選リーグ Gグループ

10月7日(日) 13:00 K.O. @東城陽グラウンド

京都サンガU-18 1(1-1、0-1)2 愛媛ユース

【得点】
1-0 8分・吉留一貴(京都)
1-1 40分・辻田純也(愛媛)
1-2 52分・辻田純也(愛媛) *PK

磐田・名古屋・京都・愛媛の4チームで構成されたGグループ。グループ上位2チームが決勝トーナメントへ進出できるレギュレーションなので、京都にとっては、クラ選準優勝の磐田か、高宮杯ベスト4の名古屋のどちらかより上位に食い込まなければならない厳しいグループだ。

つまりホームに愛媛を迎えた初戦は、勝つだけではなく、できるだけ得失点差を拡げることが必要な試合だった。8分、京都は幸先良くFW吉留(2年)が先制するが、愛媛の豊富な運動量に苦しみ、追加点をなかなか挙げることが出来ない。愛媛はフィールドプレーヤーで最も身長の高い選手が174cmという小柄なチームだったが、重心の低いマークで京都に自由を与えず、ワントップの辻田(3年)が左サイドから度々京都ゴールを脅かす。愛媛の献身的な運動量が実を結んだのが40分。左サイドを抜け出した辻田が同点ゴールを冷静に流し込んだ。

それでも後半には京都が逆転するだろうと楽観していたが、勝ち越しゴールを決めたのは愛媛だった。逆転を許した京都は61分、高宮杯(U-15)MVPのFW宮吉拓実(中3)を、終盤にはFW中島幹二(1年)を投入し4トップに近いフォーメーションでパワープレーに切り替えるが、数度迎えた決定機を決められず万事休す。京都にとっては痛すぎる敗戦、最悪のスタートになってしまった。

注目の宮吉は、長身FW吉留(2年)の周辺を動き回るシャドーっぽいポジションでプレー。ダイレクトで前後左右に散らすプレーがほとんどで、シュートはゼロ。仕掛ける場面もなく、残念ながら印象に残るプレーは皆無だった。なおU-16日本代表の井上寛太(京都・1年)は、理由はわからないがメンバー外。見学ゾーンで観戦はしていたが。