横浜“最下位独走”危機なのに…監督交代の話がでないワケ


4年連続最下位へ独走態勢に入ろうとしている横浜なのに、監督交代の火の手が上がらない。なぜなのか。最下位・横浜の怪。楽屋裏をのぞいてみると…。

 「同じ最下位でも去年よりはましだろう。少しは強くなったのでは」。2ケタの借金を抱え、指定席の最下位に落ち着いている2年目の尾花横浜なのに、こんな声まで聞かれる。が、成績を見れば尾花高夫監督(53)の休養説がささやかれてもおかしくない状況だ。一昨年、大矢前監督が休養に追い込まれ、2軍監督だった田代監督代行とバトンタッチしたのは、13勝24敗と借金「11」の時だった。危険水域だ。

 尾花体制の2年目の今季、フロント人事で白井2軍監督が就任したのも、「非常時の際、監督代行にするため」と言われていた。それなのに、まだ監督休養へのきな臭い動きが出ていない。その裏事情を球界OBが明かす。

 「一部スポーツ紙が横浜の親会社TBSホールディングスの株主総会のタイミングに合わせ、昨年に続くノジマの球団買収名乗りを大々的に報道したように、横浜球団の身売り問題は依然として消えていない。監督休養など、球団身売りに比べれば小さい問題だから、火の手が上がらないのだろう」

 確かに、球団身売りという大問題と比べれば、監督休養など些細な問題かもしれない。さらに、もう一つの理由が考えられる。戦力的に首位争いをしていなければおかしい阪神と巨人が借金を抱え、低迷していることだ。「あれだけ巨額な補強費をつぎ込んでいる巨人と阪神が借金を抱え、お粗末な3位争いをしているありさまだ。尾花横浜の最下位などかすんでしまうだろう」というのが、球界関係者の弁だ。

 これまたもっともな話。尾花監督とすれば、阪神・真弓監督、巨人・原監督に感謝しないといけないだろう。が、油断は大敵だ。このままの状況が続けば、安心してはいられない。親会社が球団身売りをあきらめていないからだ。

 4年連続最下位独走では、ノジマ以外の買い手が名乗りを上げてきても、足元を見られ、買いたたかれてしまう。少しでもいい条件で球団を身売りするには、たとえ最下位は回避できなくても、来年への明るい展望が必要になってくる。となれば、いつまでも泥沼状態が続けば、監督休養は時間の問題になってくる。尾花監督に残された時間は決して長くない。(夕刊フジ編集委員・江尻良文)


交流戦でセの他球団がパに負けまくったおかげでゲーム差こそマシですが借金は15あるんですよね・・・

監督交代云々より売却の方が優先順位が上なのかもしれませんね。