“地質版世界遺産”目指し巡回展 「箱根ジオパーク」の見どころ紹介 | 愛犬の健康診断

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貴重な地層や地形を含む自然公園「ジオパーク(大地の公園)」の認定を目指す活動を知ってもらおうと、巡回展「箱根ジオパークをめざして 箱根、小田原、真鶴、湯河原の再発見」が10日から神奈川県立生命の星・地球博物館(小田原市)で始まる。世界ジオパークは世界遺産の地質版といわれるが一般になじみが薄く、同館では「まずジオパークとは何かを知ってほしい」と話している。

ジオパークとは地質現象や歴史など地球活動の遺産を見どころとする公園。自然の保全にとどまらず、地質や地形を観察して生態系や歴史、文化との関係を学ぶ旅、ジオツーリズムの対象として、滞在型観光や名産品の開発などを通じた地域活性化も期待できる。

観光産業や地域の振興を図るため、小田原市と箱根、真鶴、湯河原の3町は外輪山に囲まれたカルデラ(火山の中心にできた凹地)で有名な箱根火山をいかしたジオパークの実現を目指している。観察場所となるジオサイト候補は火山地形の「大涌谷」「芦ノ湖」、火山の恵みである温泉、交通の要衝としての歴史を示す「箱根関所」「小田原城」などだ。

ユネスコの支援を受ける機関が認定する世界ジオパークとなるには、国内版の日本ジオパークの中から推薦される必要がある。このため、来年秋の国内認定を目標に今年5月、4市町と教育機関や観光業者などが箱根ジオパーク推進協議会を設立した。

ジオサイト候補約40カ所の選定やパンフレット製作、ジオツアー開催などに取り組んでおり、巡回展は「日本ジオパークの申請に向けた取り組みの経過報告の位置付け」(同館)。ジオサイトのパネルを中心に、溶岩や堆積物の標本なども展示する。同館の企画展(観覧料無料で10日から来年2月26日)を第1弾として、来年3月から9月にかけて4市町を巡回する。


世界ジオパーク

科学的に貴重で美しい地質遺産を含む自然公園。遺産の保全、教育や観光資源としての活用を目的に、2004(平成16)年に設立された世界ジオパークネットワーク(事務局・パリ)が25カ国77地域(2010年10月現在)を認定。国内には現時点でフォッサマグナで有名な糸魚川(新潟県糸魚川市)や雲仙火山の噴火による災害と復興を繰り返す歴史が特徴の島原半島(長崎県島原市、雲仙市、南島原市)など5地域がある。

出典:MSN産経ニュース