JAXA(宇宙航空研究開発機構)は30日、ISS(国際宇宙ステーション)に長期滞在していた古川聡宇宙飛行士の地球帰還を受けて「古川宇宙飛行士のソユーズ宇宙船帰還及びISS長期滞在の成果について」を発表した。
古川氏は、6月8日から11月22日まで、日本人としては史上最長となる165日間というISS滞在の中で、NASAと共同で行っていた骨量減少症・尿路結石症の予防・対策など、25課題(70実験)の研究を行ってきた。
主な任務の一つに、高品質タンパク質の結晶生成実験もあった。古川氏による今回の実験結果は、今後は癌の抑制、インフルエンザウイルス対策、筋ジストロフィー抑制など、各医療分野に関する新技術開発に活かされる方針である。
このほか、宇宙で抹茶をたてたり、発光物質を用いた「墨流し水球絵画」など、ユニークな広報・文化的試みも並行して行った。
なお、古川氏のミッション達成により、日本人宇宙飛行士の宇宙滞在延べ累積日数が494日目となり、日本国がドイツを抜いて世界第3位になったことも発表された。
出典:サーチナニュース