花びらが

飛んで緑に

なりにけり〜

 

朝キッチンの窓から

桜が風に飛ばされて

下の芝生に舞い散った

芝生とピンクの花びらが

仲良く溶け込んで、、

上見上げればその後にはしっかり青葉が

任せて下さい、、と

 

咄嗟に浮かんだダジャレです。

私のバトンタッチ、桜の花びらが伝えてくれているような

 

 

英国は島国、日本と似ているところもありますが、

山が無いので、雲の動きがスムーズで、晴れたり雨が降ったり、忙しい。

 

 

社会には

老老介護という言葉

一般的になってます。

子供に頼れない事情があるのでしょう。

 

私は自宅介護を選びました。

私の意向は、死ぬまで一緒に生活したいから、、貴重な学び、お互いに出来るから。

 

 

ギッタンは2歳先輩です。

尊敬していた兄貴です。

ストロークで半身不随になったし、言葉も出てきません

でも中身は変わっていません。しっかり頼れる兄貴です。

 

私の八十路はギッタン主役になりました。

自宅介護?名目はそうですが、実際は互助介護です

 

私も老境、満足に介護なんて出来ません。

出来ない事を数えたら、君こそ介護必要なんじゃ無いですか、と指摘されるかも

それでもギッタンバッタンと二人で協力。

完全では無いから、お互いが必要なんです。

 

そこでムッタンの影の力、支えてくれる力が有るから、安心しています。

まだまだ全部頼る気はありません

 

私アナタの手足になると、誓ったのですが、、、24時間一緒にいると

つい自我が頭をもたげて、負けてる自分。

 

ああ、又やってしまった、ごめんなさい。

 

ギッタンも私も、孤独は絶対避ける事です。

「何時もここに居る、安心してね」

お互い必要な言葉なんです。

 

何時まで出来るかわかりません。

重い買い物にウンザリする事もありますが、

 

いつか出かけたくても出掛けられない時が来る

 

今日出来るって事は有難い、感謝しています。

 

 

重い荷物でバスに乗る。

そばの若者、手伝ってくれて、、、ありがたい、

出かければ、何処でも誰でも気軽に手を差し伸べてくれる環境です。

地球家族、私勝手に思います、子供がどんどん増えていく。皆さん親孝行だね。

 

私がいなければ、、、

こんな混んだバスに乗らなければ、、、

 

申し訳ありません。と頭下げて、、ありがとう。

 

 

勿論その中にもウンザリ 顔も見かけますが、、

そんな人には「余裕が無いんですね、私も時々、仕方ないよ」と心で挨拶

 

ここ英国では、老人も障害者も同じように外出して、食事して、、。

それを見ている若者も、「いつか自分も通る道、自分の行動、次代もみてる」

 

そうなんです、それがわかっているんだね。頼もしい。

 

 今朝も青空、白い雲、ゆったりゆったり流れてる。

 

しあわせだな〜