2013年6月

 

「ロンドンのマミーとティーナのあちゃちゃ」をアップして9年経過しました。

 

人生で犬を何頭飼ったことか、、でも何も残して上げてない、、と。

この保護犬ティーナの行動を書き残して行ったら記録としても面白いと感じたので、、恐る恐る書き始めて来ました。

何の技能も持たない第一歩からの私のブログ、ここまで続けてこられたのは応援してくださっている方達です。

 

でも今日、これも最終を迎えました。

 

思いかけないこの日、もっともっとエピソードを書けると思っていましたし、また自分の加齢を考えると、先の見通しはグレーでしたけれど、、、でも何故今日?

 

 

9日、私の誕生日の夜は元気にお祝いしてくれたのに、、

 

10日の朝から元気が無くなって、おかしいなと思ったのが最初。

 

ヨロヨロと歩く、同じところを何遍も、、、。

 

そしてゴロンと横になって甘え声を出してヒーヒーと泣く。

 

側に行って頑張れって声を掛けると、ヨイショっと言って立ち上がるのです。

 

そして後ろ足を踏ん張り引き摺りながら歩く姿は彼女もワタシも

辛い。

 

シッカリと

腕に受けて

頬ずりし

ティーナは良い子

大好きだよ。

 

 

生きている

今は確実

生きている

死んではいけない

叫ぶ声が聞こえるか

 

真夜中に

悲痛な声で

泣くティーナ

なす術もなく

ペンを走らす

 

 

いつもの様に朝が来ました。

お日様が気持ちよく、皆に微笑んでいます。

 

私達は悲しく沈んだ気持ちで朝を迎え、

ティーナの死んだと言う事実だけが我が家に重くのしかかって、、

 

ティーナの亡骸を獣医さんのところ連れて行き

その後の段取りを済ませました。

 

犬は涙を見せぬもの

でもあの時ティーナの目元に漂った

キラリと光ったものは

明らかに涙、、と。

 

 

硬直し

死は明らかと

思えども

まだ暖かき

ティーナの身体