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こんばんは！ドッグサロンパンでございます！
緊急事態宣言もあけてくれそうですね！
でもでも、気を抜かずにしっかり手洗いして予防しましょう！
昨日の続き、なんでやさしいトリミングって
言うのは簡単で行うのは実際難しいのか？です
これは、まず、トリミングでの施術内容って
ワンちゃんにとって
そのほとんどが好きなことではないということ。
これにつきると思います。
私たちトリマーがトリミングできてるのって、
ワンちゃんが譲歩して協力してくれてるからなんですよね。
「してあげてる」んじゃなくて「させてもらってる」んですよね。
いかにこの嫌な作業を「しゃーないなぁ」と
ワンちゃんに思ってもらえるか。
すんなりさせてくれる子もいれば
絶対やらせんからな！！！って子もいます
そこはトリマーさんの経験や知識がものを言うと思いますが
そうなるとなんせ時間が必要になります。
１，２，３で終わる作業を
１，２，３，４，５・・・と段階が増えることがほとんどなので。
細かい説明は話が長くなるのではしょります
しかしながら、１人が１日に安全にトリミング可能な頭数は
せいぜい４～５匹だと思います。
ワンちゃんの種類にもよりますが。
となると、そんなに時間をかけてられないんですよね。
トリミングの料金って昔から変わらず
時給単価がかなり低いから。
ここでトリマーさんは理想と現実のギャップにぶち当たります。
時間をかけてあげた方がこの子にとって良いのに
オーナーからは急げ、たくさんトリミングしろ！って言われちゃう。
予約もつまってる、次の子来ちゃう・・・
あわわ、無理にでも終わらせないと・・・でも・・・って。
これは一例であってすべてのお店がそうではないですよ
ただ、これがトリマー業界のあるあるであることは
間違いありません。
私も独立する前はマシーンのようにカットしてて
こんなんちゃうねん・・・何してんだろ・・・って
トリマーやめたくなって一旦やめることを選びました。
けっこうすぐ復帰しましたが。笑
この価格帯で営業するってことは
そりゃそんな仕事の仕方になるわなと
今となっては理解できます。
雇われてる時は分かんないことでした。
って、なんか話それてきた
そういう面で難しいってこともありますが
例えば、ここで無理してやらずに今回はここまでにしよう！
ってしてあげることへの飼い主さんのご理解も必要になります。
でも飼い主さんだって、そのご予約日に予定を合わせて
きっと今日きれいにかわいくなって帰ってくる！
ってほとんどの方が考えてると思うのです。
「爪切りをすごく嫌がってしまったので
今日は無理せずできる範囲になりました。」
切ってるけどやや長め・・・すぐ伸びるやんこれじゃ！
「じっとできずにお顔カットが今日はここまでしかできませんでした。」
え・・・なんかカット出したのにキレイにならんってどゆこと？
って思っちゃうと思うの！それも分かるの！
トリマーさんの説明力も必要になってくるんですが
無理やりにすることの危険性。
これはワンちゃんもトリマーさんもお互いにです。
ハサミやバリカン、刃物を使うので
そういった行為が怪我をさせてしまうことに結びつきます。
小さな怪我から大きな怪我まで。
無理にされることにより、
攻撃に転じてしまったワンちゃんに
トリマーさんを噛ませてしまうことに繋がります。
時には仕事ができなくなることもあります。
トリミングはワンちゃんにとって
一生お付き合いいただかないといけないこと。
ここで無理をすることで更に嫌になる。
一生、苦痛と過度のストレスにさらされることになる。
そんなことワンちゃん好きでトリマーしてるのに
したくないですよね。できれば避けたい。
なのでもしトリマーさんにそのように伝えられることがあれば
じゃぁ、どうしていったらいいかな？って
一緒に相談にのっていただきたいのです
程度によるとは思いますが
トレーナーさんの出番が必要な場合もあると思います。
トレーナーさんって聞くと、まだちょっと馴染みがないと言うか
かまえちゃう飼い主さんが多いように思います。
でもね、トレーナーさんに相談することって
ワンちゃんと飼い主さんの毎日が
より良く、楽しくなることなんですよ
もう少しトレーナーさんが身近な存在になってほしい・・・
これはずっと思ってることで
何かうちのお店でできることはないかと構想中です
次回はトレーナーさんのお話しよっかな
今日もお付き合いありがとうございました！
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