このブログの管理人エリーが保護犬に関する事でお知り合いになり、日頃よりいろいろとお世話になっている方がおられます。
今回のアフガンの多頭放棄で八方ふさがりになった時にも相談をさせていただき力になって頂きました。
この方が以前から力を注いでいる保護活動に、北陸わんの里親探し があります。
以下、この保護活動の内容をこちらのサイトより転記します:
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<北陸の片田舎の元繁殖場に適正な飼育環境がないまま 見捨てられた犬達が暮らしてます。
施設に預けたきり引き取りに来ない飼い主や、 施設に捨てていく飼い主もいました。
現在、繁殖する事は無くなったこの施設は営業を続けていますが犬を飼育する事に慣れていない施設スタッフの管理はとてもずさんなものでどの犬の状態も良くありませんでした。
現地で個人のボランティアさんが中に入りほぼ毎日施設に通い、 飼育環境を整えている最中で、施設スタッフも 協力的に指導に従ってくれるようになりました。
ボロボロだった犬も少しずつ治療を始めています。
昨今の経済事情から経営は思わしくないようです。
経営者の方は、これ以上犬達にお金をかける余裕もなく、 また【犬を飼育すること】についての価値観の差が大きいのが現状です。
施設と話し合いのもと、新しいお家を探していくことになりました。
当初の40頭以上の状態から現在は20頭台にまで数が減り、 レスキューをお手伝いくださった方たちやお届けなどで協力をしてくださった 皆様のおかげです。
2011/2/20追記
1月23日に、やっと
当該犬舎は犬関連の商業施設として現在も今後も営業を続けていくが、 今後一切、犬に子を産ませてその子犬の売価を利益とすることはしない という約束を交わすことができました。
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その後、残った犬は17頭になり、大型犬で唯一の ジャーマンシェパード・ベルタちゃん が急病で手術を受けるなど医療費が嵩んで困っておられるそうです。
以下、北陸わんさんから一部抜粋転記します:
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上の画像は大型犬の中で残っているジャーマン・シェパード ベルタです。
ベルタは穏やかで、どこかきりっとしたところのあるシェパードです
聞けばショーにも出ていたと言います。
おそらく皆を楽しませ、自分も一生懸命にショーをこなしてきた
我慢強い子なのでしょう。
しかし盛りを過ぎ、興味も薄れると、よほどの雪でも降らない限り、
炎天下でも外の犬舎に入れられたまま、
過酷な余生を送らされるはめになりました
ベルタはほとんど歩けなくなり、
そして一目見ただけで異常だとわかる
パンヌスという目の病気すらも放置されていました。
私たちがレスキューに入り、処置をしていなければ おそらく失明したでしょう。
投薬によりほぼ回復した頃、ベルタにうれしい里親のお話がありました。
トライアルの結果、大型犬は初めてということでご縁はありませんでしたが
小さな子にもやさしく全く問題がないということがわかりました。
一瞬でも家族に囲まれたベルタの嬉しそうな顔が忘れられません。
いっそう不憫に思われてなりませんでした。
ところがベルタにまた試練がきました。
私たちの目の前で白い泡を吐き胃捻転をおこし、
手術を受けることになったのです。
手術は成功し、食欲も戻りまし。
ちょうどベルタを訪ねたときであったため
手遅れにならずに済んだのは不幸中の幸いでした。
しかしまだ安心してはいけなかったのです。
ベルタの悲劇はどこまで続くのでしょうか。一体ベルタが何をしたというのでしょうか?
退院してほっとする間もなく…
今度は痙攣発作を起こしました。
癲癇と同じ薬を飲みづつけなければなりません。
強い薬は副作用が強いため、獣医さんと相談しながらです。
昼夜を問わない発作で苦しむベルタを見るのは本当に心が苦しくなります。
それでも、発作がおさまっている時は「どこへ行くの~?」「なぁに~?」
かわいらしく首をかしげ、私を見上げます。
どうかこの子の余生は温かい家庭で幸せに過ごしてほしいと願うばかりです。
皆様にお願いがあります
今まで医療費を立て替えながら活動して参りましたが、
今回の手術代15万円の他、月々の薬代が1万円にもなり、
活動全体に支障がでるほどになってきてしまいました。
助けなければならない犬はベルタだけではありません。
未だに17頭の赤い糸は結ばれていません。
大変恐縮ではありますが、ベルタの治療費へのご支援を
お願いせざるを得ない状況です 。
どうか、皆様のご協力をよろしくお願い致します
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私たちも多頭のレスキューで費用の問題を抱える身であり、個人的には心臓病の犬も抱えて毎月数万円の医療費がかかっております。
私の夫が子供のころに一緒に暮らしたのはジャーマンシェパードのミドちゃんで、今でも良くこの子の話をしています。
我が家がアフガンの多頭状態でなければ、夫はきっとベルタちゃんを引き取りたいと言うと思い、なんとも申し訳ない気持ちになりました。
そんな私が今ベルタちゃんの為にできることは、多くの皆さまにこの子の事を含めた北陸の子たちの事をお知らせし、ご協力して頂ける方、里親になって頂ける方を見つけるチャンスを広めることくらいです。
どうぞ、どうぞ、皆さまのご協力をお願い致します。