先日友人の犬の子犬情報をリンクしました。

そちらをご覧いただけばわかるのですが、この子たちは里親募集ではありません。

不幸な犬の里親探しと、優秀血統の子犬情報、紛らわしかったかもしれません。


ただ私にとって犬たちに素敵な家族を見つけて欲しいという最終目的において大差はないのです。

ミックスであろうが、高かろうが、安かろうが、仔犬であろうが、成犬であろうが、良い飼い主が責任を持っていれば、それぞれに幸せになり不幸な末路を歩まずに済むからです。



さて、今日は里親探しボランティアの方々から聞いたお話から思うことを書きます。


長年を活動をされている方は、その内容に批判的な事を言われることがあるそうです。

それにうんざりして活動を止められる方さえいます。

たとえば、


<お金を出して犬を買っている人がそんなことをやるのは矛盾している。雑種の犬しか飼わないわたしには納得がいかない>

里親探しのやり方に不満があれば、努力している人を批判するよりご自分でやってみたらいかがでしょうか?

ミックスだけを助ける団体や個人活動家もありですよね。


問題は世話をする手・場所が確保する事、そしてすべての子を助けることができない以上、引き取り手がありそうな子から救出せざるを得ない現状です。


<純血種ばかり優先で里親探しをしているのではないか?ミックスはどうでもいいのか?>

近所で拾った子猫を持ち込まれ、伝染病猫が出ていたりで手いっぱい&預かる場所ががなくお断りした時に言われたそうです。


子猫ちゃんを放置することができない方なら優しさをお持ちのはず。

その状況を理解したらどうしてそのような言葉が出るのでしょうか?


<保護中にかかった医療費?一部負担なら出しても良いけど...>

犬を飼うにはフィラリアの予防薬、予防注射、病気の治療費や食事代などのお金がかかります。

自分の家族になる犬がお世話して頂いた費用が出せないのなら、これからどうやって育てていくのでしょうか?


<保健所に連れて行かれるような犬、助けてなんだというの?>

ご自分が病気になったり介護が必要な年齢になり、日々の暮らしに人様の手を必要とする時に、他人から同じようなことを言われて受け入れられますか?


情けは人のためならず!



考えて考えて、里親になろうと決心して申し出て、規則だからと杓子定規に断れらては気分が悪いでしょう。

だって、それぞれの家庭環境でずいぶん違いがありますから...


たとえば私もすでに3頭の犬がいましたが、全体を見て適任と判断していただいたのだと思います。

もちろん4頭は大変ですが、子供がいない&住居環境もあり我が家では可能でした。


団体にはそれぞれに考え方があり、そういうやり方に納得ができずに個人で活動される方も増えています。

ただ、どちらのケースでも個人の生活をたくさん犠牲にして活動せれていることを忘れないようにしないといけませんね。