バベシア症の子たちが多数・・治療を頑張りました! | DogRibbon倉敷~保護っ子達の記録~

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倉敷市保健所に収容されている子犬・乳飲み子のミルクボランティアをし、育て、里親様へご縁をお繋ぎする
保護犬のボランティア活動を行っています。

犬のバベシア症ってみなさんご存じでしょうか?

 

バベシア症は発症すると重度の貧血になり、治療をしないと

命を落としてしまう可能性のある危険な病気です。

 

でも、きちんと治療をしていただけたら症状は改善し、完治することは難しい病気ですが、

普通のわんこと同じように健康に生きていけますおねがい

 

去年の秋から冬にかけて、倉敷市保健所の収容された子犬でバベシアを発症した子犬が3匹いて、

 

治療を受け、頑張った子犬のちーころくん・あられちゃん・おかきちゃん。

 

おかげ様で3匹みんな、血液の数値もどんどん良くなり、

新しいご家族様のもとへ卒業することができました。

 

応援してくださった皆様には心より感謝申し上げます。

 

記録として、Instagramからも投稿していますが、ブログからも今回

残したいと思います照れスター

 

 

 

❤️あられちゃんの経過❤️

10月下旬お預かり直後より歯ぐきや舌の色が白く元気がなかったあられちゃん。

 

 

吐き気や嘔吐を繰り返しご飯が食べられなくなりました。

 

近くのクリニックを受診し検温すると熱も出ていました。

 

血液を調べてもらった結果、極度の貧血や血小板の低下がありバベシアを疑われ、

後日バベシアの遺伝子検査も追加。結果バベシア症と診断された為バベシアを診てもらえるクリニックに変わり治療を開始。

 

四国ではバベシア症の症例が多く常時バベシアのお薬を置いている為特別なお薬は郵送してもらい、

貧血検査は近院で行い両クリニックで連携してあられちゃんを診ていくという形になりました。

 

 

↑濃い色は全て異常値です。

 

↑郵送してもらったお薬。アトバコンを送っていただきました。

 

↑抗菌薬も体重に合わせて飲んでいきます。

↑郵送してもらったお薬(アトバコン・ダラシン・ビルデンタマイシン)を朝と夜飲んでます。

↑定期貧血検査。

↑定期的に受診して血液検査頑張ってます。

 

↑クリニックの待合室。あられちゃん静かに待ってます。可愛いので待合室でよく声をかけられます☺️

 

12/23

この日は貧血検査と2回目の混合ワクチン接種💉

いつも先生に「あられちゃんはいい子だから私が飼いたいくらい。早く里親さんが見つかるといいね!」と言ってくれました。採血の結果貧血も改善しました。元気いっぱいです。

 

↑少し緊張してるね。

11/25

1回目のワクチン接種💉

 

12/23

2回目のワクチン接種💉

 

 

↑10/30バベシア症と診断されました。

 

↑11/20には犬舎に戻りお薬を飲ませてもらいながら、週末預かりをして、定期受診もするという日々を過ごしました。

 

↑12/22犬舎へあられちゃんの見学に来てくれました。

 

その後、そのご家族さまがお迎えに来て下さり

あられちゃんにずっとのお家ができました。バベシアのお薬も2月いっぱい継続が必要でしたが、

それも含めて陽気な性格のあられちゃんを迎えて下さるとのことで、

 

あられちゃんは犬舎を卒業して行きました🥰

 

 

↑定期的に貧血検査。異常値が少しずつ改善してる様子です。

 

12月には貧血もこんなに良くなりました。お薬は継続して飲んでます。

 

 

 

❤️おかきちゃんの経過❤️

あられちゃんと姉妹のおかきちゃん。少し遅れてバベシア症と診断され治療を開始しました。

あられちゃんと同様にお薬を飲みながら定期的に貧血検査をしながらお世話をさせていただきました。

ワクチン接種も頑張りました。

 

 

 

 

💙ちーころくん💙

ワクチン接種💉とバベシア治療を継続。犬舎に帰った後バベシア治療を継続して下さる里親様のもとへ旅立ちました。

 

 

 

~番外編~

❤️おもちちゃん❤️

(おもちちゃんはバベシア症ではなかったですが、先天的な臓器の病気を疑われました。)

 

食欲不振、嘔気、嘔吐、軟便でクリニックを受診。一緒に保護されたあられちゃんやおかきちゃんがバベシア症だったので血液検査を行いましたが、アンモニアが高く低栄養状態と言われ、はっきりとした原因が分からず対症療法でお薬をもらい経過観察となりました。念の為、同日パルボ検査をしてもらえるクリニックで検査してもらい陰性でした。先天的な臓器の奇形など疑われましたが、精密検査を行う前の11/20犬舎に帰り暫くしてご縁がありました。全てご理解の上おもちちゃんを家族に迎えて下さいました。

 

ドキドキのおもちちゃん飛び出すハート

 

 

 

 

おもちちゃんもボランティア宅でみるみる元気になっていき体調を整えて、

保健所犬舎に戻りました。

 

この可愛さだから、戻ってすぐにお声がかかって、素敵なご家族様のもとへ

ずっとのおうちが決まることができました。

 

犬舎にはいろいろな病気を持った子が収容されます。

収容時にはすでに弱って衰弱している子も多いです。

自然界で生きていたら、助からなかったかもしれません。

 

毎回思うことですが、小さな命が助かって・・幸せな未来へつなぐことができて

ほんとに良かった、幸せな気持ちでいっぱいです照れ

治療中は病院通いも頻繁にいかないといけないので大変なこともありますが、

元気になっていく姿をみると、疲れも吹き飛ぶし、とっても嬉しくなります!

 

ちびっ子たちの育っていく姿や笑顔を見れるとほっとしますねイエローハーツ

 

応援してくださったみなさまに感謝でいっぱいです。

 

大きくなったらどんな子になるかな?成長が楽しみですね。

育てた子たちといつかどこかで会えたら嬉しいなスター

 

里親のみなさん、Dogribbon倉敷はフリマや同窓会などのイベントをしていますので

良ければぜひ遊びに来てくださいね飛び出すハート

 

育てのママ達もスタッフみんなもとっても楽しみにしていますラブラブラブラブ

 

 

嬉しいご報告💛💛

 
あられちゃんが保健所から卒業して2カ月後くらいでしょうか。
 

今年2月に開催したフリマに、卒業時よりも大きくなったあられちゃんが遊びに来てくれたんです😆💕

 

育てのママは嬉しすぎる再会に思わず抱っこお願い

また会えるなんて!!感動でした!

 

会いに来てくれてありがとね💛💛

里親のご家族のみなさんもありがとうございましたイエローハーツイエローハーツ

 

また遊びにきてくださいね!お待ちしていますハートハートハート