プールにリハビリに来られる病気講座第3弾です!
今回は小型犬に多いレッグペルテス(大腿骨骨頭壊死症)についてです。
*レッグペルテスとは?
大腿骨骨頭(後ろ足の太ももの骨の骨盤側)が壊死してしまい、痛みなどが出る病気です。
原因ははっきりしておらず、骨頭への血液供給不全のため壊死が起こります。
また、原因がはっきりしていないため、予防は困難といわれています。
1歳未満の小型犬に多く発症します。
特に多いのはトイプードルやチワワ、ヨークシャーテリアなどのテリア系などです。
どんな症状?
壊死した部分に痛みがでるので、発症した側の後ろ足に体重をかけないようにしたり、使わずに3本足で歩いたりします。
体重をかけずに過ごすため、筋肉も落ちてしまいます。
痛みがあるため、抱っこや触られることを嫌がる場合もあります。
治療法
主に外科手術で壊死している骨頭を切除する、大腿骨骨頭切除術を行います。
手術後、約6カ月をかけて代わりの組織(偽関節)ができてきて安定していきます。
リハビリを行うことで回復を早めることができると言われています。
水泳での効果
手術後もしばらくの間は違和感や、痛みがあった時の記憶が残るため、足を上げたまま生活する子が多くいます。水の中で体重の負荷なく動かしてあげることで、違和感や痛みの記憶をなくし、回復を早めることができます。
また、水中での運動は陸上の約3倍の運動量があると言われているので、陸で運動するよりも効果的に筋肉を付けることが出来ます。
ドッグプールRANAではレッペルテスのワンちゃんのリハビリもおこなっています。
綱吉の湯にて名古屋動物医療センターのリハビリテーション長 渡邉洋子先生の指導を10年以上受けた経験豊富なスタッフがご対応いたします。
一度プールスタッフとお話頂いてからのご利用になりますので、
まずはお電話にてお気軽にご相談ください。
電話 047-778-2343
(お電話対応時間10時~19時、水曜定休)
※わんちゃんの年齢が高齢の場合や、呼吸器・心臓等に疾患のある場合、ご対応できないこともございます。