5月の北京で迷子になった

ホテルでメシ喰って
次の打ち合わせまで
時間があるよってことで
ひとりフラフラ外に。

命がけで車道を渡るのが
いまだに慣れてないから、
裏路地のさらに裏へ裏へ。

もともと方向オンチなもんで
目印にしてた高層ホテルも
すっかり見失う。

ありゃりゃー

よしっ、ここは大声で、
日本にいたら今さら恥ずかしくてやれない
出川哲郎のモノマネを初トライ。

ヤバいよヤバいよ~

うひょ~ 似てねー
ほな、次は
迷子の子猫ちゃんを
五木ひろしで(顔マネ付)

うひょひょ~
あれ?
なんか、楽しくなってきたぞ

って思ってきたら、そこは、
北京の昔ながらの街並みの中だった

発展という名のやかましい騒音とは無縁の
まるで別世界。

ぼーっと椅子に座って
外を眺めてるおじいちゃん。
オンボロだけど格式いっぱいの門扉。

どこか懐かしいんだけど、
やっぱ日本とは違う空気感。

できればずっとここにいたいけど、
打ち合わせがあるのね・・・
現実を忘れない自分が悲しい。

でも迷子。

あ、そっか携帯があるんだわ。

迎えに来てくださいって言ったら
5分で来た。
そんな遠くないんだ。ここ。

たった30分のタイムトリップだったけど、
なんかすごく心が優しくなってる。

今度また北京を訪れたら絶対に来るから、

それまで壊さないでね。
中国さん。
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