句会報告とお花見句会のお知らせ

3月6日に道後椿倶楽部で夜に行われた
あるね ひなまつり句会のご報告です。
参加者は8名、俳句の勉強熱心な黒一点の男性も
初めて参加してくださいました。

句会はじめは桜の花びらがはいったシャンパンで乾杯っ！
シュワシュワと踊る花びらは
みんなの気持ちをグッと盛り上げてくれました。
そして、いつものことながら素晴らしいお料理の数々。
特にはまぐりの器に美しく盛りつけられた
おひなまつりのお料理はまさに芸術作品でした。
道後椿倶楽部のみなさま、ありがとうございました！



さて、今回のお題は「ひな祭り」。
俳句をつくる前に講師 神野紗希さんより、
ひな祭りの関連季語や俳句をいろいろと教えていただきました。
紗希さんに教えていただいた俳句を一句ご紹介します。

「見つめあふことかなはざる雛かな」大木あまり

視点を変えることで、雛人形がせつなく見えてしまいます。
目の前のお内裏様とお雛様に手をのばして
見つめ合わせたくなったのは私だけでしょうか？



そして、私たちもひな祭りの俳句づくりに挑戦してみました。
披講された俳句を一部ご紹介します。

「雛たちと来し方同じ年重ね」あいこ

「桃いろのぼんぼりうすらぐ子守唄」よご

「ピザと豆雛君の手に」ちはる

「いさかいも楽しみも十三度目の雛」かずこ

「雛納め願ひは吾子の良き出会ひ」城

「夢を見ぬ雛の体の軽さかな」紗希

「恋をして直立不動の立雛よ」ともこ

「招きしはおもひびとかな雛の客」なつき

最後のなつきさんの俳句は今回の一番人気でした。
残念ながら、なつきさんは4月から転勤で松山を離れます。
あるね句会をきっかけに俳句に興味を持っていただいたこと
スタッフ一同とてもうれしく思っておりました。
またタイミングが合えばあるね句会へ来てくださいね。
そして転勤先でも俳句のすばらしい出会いがあることを
心より願っております。

次のあるね句会はみなさんお待ちかねのお花見句会です。
4月14日（日）13：00～
料金は道後椿倶楽部特製お花見弁当と野点、講師料、
場所代込みで3,000円です。
定員15名なのでお早めにご予約ください。
雨天の場合は道後椿倶楽部2Fで開催予定です。



各自、ドリンクやお菓子の持ち込み自由です。
皆様のご連絡を心よりお待ちしております。